実況中継・・・・・「文屋カフェ」

文屋式目★



★歌仙  「蟷螂枯るの巻」   平成13年11月7日首  

       LIVE連句日誌         

初折
発句   きのうの葉似せて蟷螂枯れいたり             冬・場     褄黄11.7
         菰を捲かれる城下の松木               冬・場      星麿11.7
第三    観覧車かたむく日差し引き摺りて               雑・場      虚蝉11.8
4          雑音のなかシャンソン拾う             雑・自      頼髪11.9
5      三日月を異国の人と見る夕べ               秋月・自他半   実生11.10
折端       土瓶蒸しには欠けた銀杏               秋・場      褄黄11.10
折立   経営者何はさておき秋祭                  秋・他      星麿11.11
8          星ちりばめし指輪かわして             雑・他      虚蝉11.11
9      記念日は海岸通りふたり乗り               恋・自他半  頼髪11.13
10        風に吹かれてもの思いつつ             雑・自      実生11.15
11     身じろがぬ牛追い立てて犬が吠え              雑・場     虚蝉11.18
12          ×一男食べし水飯                   夏・他    星麿11.18
13     ステテコの裾になにやら月模様                夏・他    褄黄11.18
14        地球の屋根をひとまたぎ越す                雑・他    実生11.20
15     寒村の手配写真を破り捨て                雑・自他半  頼髪11.24
16        銭形平次とさしつさされつ             雑・自他半  褄黄11.24
17     とどまれば酒は火の国花の宿               春花・自   星麿11.25
折端       柳が煙る暮遅し川                 春・場    虚蝉11.27

名残
折立   にわか雨遠足まるごと駈け出して               春・他    頼髪11.28 
20        ふしぎのえにしみんな友だち             雑・自他半  実生11.28
21    杖を振る魔法学校大流行                   雑・場     星麿11.29
22        あなおとろしや眼むく児雷也              雑・他     褄黄12.1 
23    白き息さきに動けば命なし                  冬・自     頼髪12.1
24       古い日記を読みかえす夜                冬・自     実生12.2
25    饅頭を盗み食いたり床下の                  雑・自?場?   虚蝉12.2
26        二人に見えしほほえみの理由(わけ)           恋・自他半   星麿12.4
27    プリクラの箱の中では天使泣き                恋・他     褄黄12.5
28       金も鉛も手当たりしだい                雑・他     頼髪12.5
29     凪ぐ浜に舟よこたえて月の海                 秋月・場    虚蝉12.9
折端        時鳥草摘み病む友を訪う               秋・自他半   実生12.10
折立     虚を吐くと湿地だらけで野も見えず     湿地(しめじ) 秋・自     褄黄12.12
32       前髪切って晴れ間広がる                雑・自     星麿12.13
33      成層圏ひとすじの絹たゆたえり               雑・場     虚蝉12.18
34        宅配されたあつらえの帯                雑・場    実生12.21
35      咲き満ちてわれに花片の零れ初む              春花・自    頼髪12.24
挙句      景気も人気も地に堕ちてこそ              雑・場     褄黄12.26