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2001年3月31日(土)

アメリカで超人気番組の『フレンズU』をDVDで見ました。
世界で一番楽しまれている、超ハッピードラマ!
( SEASON 2 EPISODES 21-24)
以下の4話で構成されてます。ほんと面白いです。腹筋強化には最適です。
23話ではチャーリー・シーンがゲストで登場します。

第21話 『ソファーはゆずれない』
第22話 『ダブル・パーティー騒動』
第23話 『水ぼうそうでおジャン?』
第24話 『元カレの結婚式で…』

2001年3月25日(日)

映画『小説家を見つけたら』を劇場で見ました。最高に面白かった。胸一杯です。
アカペララップ(?)シーンから始るこの映画の主人公はニューヨークで暮らす16歳の黒人の少年。
そんな少年の隠れた才能は文章を書くこと。読書から得た知識量は半端ではない。
偶然か必然か少年は、40年前にピューリッツアー賞に輝き処女作一冊だけを残して
文壇から姿を消した幻の老作家(ショーン・コネリー)と出会う。そして少年の文才を
見出した老作家は少年に文学の手ほどきをする。老作家もまた少年からインスパイア
され再び自ら葬り去ろうとした夢を実現させようとする。音楽はマイルス・デイヴィスのジャズ
が使われていたみたいだけど(後でパンフレットを見て分かった)感動で一種のトランス状態
で映画見てたから音楽まで気が回らず分からなかった(笑)。

老作家の蔵書を映し出すシーンで、キルケゴール、ジョイス、ダンテに混じって三島由紀夫
の翻訳本が出てくる。個人的には大江健三郎も入れて欲しかった(笑)

原題は、
『Finding Forrester』。老作家ウィリアム・フォレスターは少年に教えます。
第一稿はハートで書け。推敲では頭を使え。
(最初は思いつくままに書けって事だそうです)
自分のために書いたものは常に他人に読ませるためのものより優れている。
女性の心をつかむコツは、思いがけないタイミングで思いがけない贈り物をすることだ。
(実際に少年は実行します。そして成功します)

長い間部屋から出ず孤独な生活を送っていたフォレスターが心の傷から開放されて
自転車で大通りを幸せそうに走るシーンは見ている方も幸福な気分にさせてくれます。

2001年3月24日(土)

映画『ザ・ビーチ』をDVDで見ました。
なんだこの映画は、全然おもろうない(T-T)
ストーリーも今ひとつ、映像も今ひとつ。
まなし、ちなし、みなし、のやおい映画です。
★―――★
映画
『リプリー』をDVDで見ました。原題は、『The Talented Mr.Ripley』
この映画は、1960年にアラン・ドロン主演の「太陽がいっぱい」の原作
を違うアプローチから映像化したものです。(原作者:パトリシア・ハイスミス)
「太陽がいっぱい」のラストが、
”あぁもうちょっとで完全犯罪やったのにぃ〜” 的終わり
なのに対して「リプリー」は、
”そこまでしたらあかんわなぁ〜” 的終わりです。(分からん^^ ;)

リプリーの特技は嘘をつくこと、
サインを偽造すること、
他人になりきること………

生まれながらにして、太陽のような魅力を持つディッキ―。
生まれてから、ずっと暗い闇の中で生きてきたトム・リプリー。
悲劇は、ある富豪からリプリーがイタリアに行ったまま戻らない息子ディッキー
を連れ戻す仕事を引き受けることに始る。リプリーはイタリアでジャズに夢中で
美しい恋人と甘い生活を享受しているディッキーに出会う。
そんなディッキーに憧れを抱き、遂には彼を殺してしまう。
そしてディッキーになりすましたリプリーは次々と殺人を犯してしまう。

一つの嘘を隠すためにまた嘘をつき、最後には袋小路に入っていく姿が怖い。
他人の人生を、欲しいと思ったことはありますか?
hayaka59 は、他人を羨ましく思ったり憧れを抱いたりはするけれど
その人自身になりたいと思った事はない。それは自分を否定する事だから。

2001年3月23日(金) 彼岸明け

ドラマ『六番目の小夜子』第二集、第三集をDVDで見ました。
久々に面白い学園ドラマです。「サヨコ」とは一体何なのか?
「サヨコ」の正体は何なのか?単なる謎解きのドラマと違い「サヨコ」を
通してそれぞれの生徒が少しずつ成長していきます。
「サヨコ」の正体とは……結構深いですこのドラマ。
色々な学園伝説、都市伝説がありますが、これは伝説が一人歩きして
伝説に取りつかれた生徒が互いにシンクロしてより良い結果に終焉する。
しかし伝説は終わらない。

第二集 第三集
episode X 不思議なうたごえ episode \ 恐怖の文化際(後)
episode Y 七夕の秘密 episode ] サヨコはここにいる
episode Z episode ]T サヨコの正体
episode [ 恐怖の文化祭(前) episode ]U そして扉が開く

サヨコ
西浜中学校にはそういう名前の不思議な言い伝えがあった。
三年に一度サヨコと名乗る生徒が現れて、三つの約束を果たす。

その一  サヨコは赤い花を飾る
そのニ  サヨコはサヨコを演じる
その三  サヨコは次のサヨコを指名する

その年のサヨコがこの約束を誰にも知られずに果たしたとき、
そべての人の前に大いなる扉が開かれる――。
2000年4月、「六番目のサヨコ」の年が始った…
「六番目のサヨコ」の今年、扉は開かれるのか…

2001年3月20日(火) 春分の日

映画『母の眠り』をDVDで見ました。原題は 『ONE TRUE THING』
ニューヨークでジャーナリストとして働くエレン
(レニー・セルウィガー)は、
病に倒れた母ケイト
(メリル・ストリープ)のため、すべてを捨てて帰郷を
余儀なくされる。娘エレンは、毎日を家で過ごし家庭を守るだけの母親の
生き方が嫌いでニューヨークでジャーナリストの仕事をしていた。
家に戻ると母の生き方を目の当たりに見ることになり、大学教授で
立派な父の裏切りと弱さも見せつけられる。しかしエレンは、親子間の様々な葛藤に
悩みながらも母親と父親の人生から少しずつ”何かしら”を学び取っていた。
母は日に日に衰弱していき治療も打ち切られ、モルヒネで痛みを取る延命処置
だけとなる。母はこのまま生きていても意味が無いので薬で楽にさせてくれと
娘と父親に懇願するが二人にはそれができない。そして母はモルヒネ大量摂取で
謎の死亡を遂げる。ラストで母の墓の前で父親と娘が真実を知る。

母の隠された聡明さ、思慮深さ、責任感や気配りを読み取る事が出来ます。

映画の中で死を覚悟している母は娘に言う。
幸せになるのは簡単、失ったものを求めるのを止めたら人生穏やかになる。
でも現実は大抵悪あがきします。…それはそれでいいと思う。
★―――――★
映画『千里眼』をDVDで見ました。やっと発売されましたDVD!?
劇場でも見たけど、やっぱいいやね、
水野美紀の本格的アクション!?
水野美紀は16歳の時、「倉田アクションクラブ」に通っていたそうです。
少林寺憲法もやっていたそうで、どうりで横蹴りとかがきまっている訳だ。

是非、
『マトリックス』のリメークを日本で作成する時は、トリニティー役を
水野美紀にやってもらいたいものです。
モーファイス役は、いかりや長介で、
ネオ役は、う〜ん、豊川悦司か柏原崇でしょうか?

2001年3月18日(日)

映画『四月物語』をDVDを見ました。
北海道旭川に住む女子高生、
楡野卯月(松たか子)は、ある不純な動機から
東京の
武蔵野大学を受験し合格する。そして東京で一人暮らしを始める。
釣りクラブに入ったり、名画座で映画を見たり、そこで痴漢にあったり
隣人を夕食に誘ったりと何気ないようだが少し普通とは何かが違う。
そんな中、
武蔵野堂とうい名の本屋さんには何度も足を運ぶ。
次第に、その不純な動機が分かってくる。
高校時代を回想するシーンで
国木田独歩の『武蔵野』を北海道の草原
で読んでいる映像はとっても綺麗です。

全編、フリーハンドで描いたスケッチのような美しい映像は何度見ても
飽きさせません。松たか子の等身大の演技と綺麗にシンクロしてます。
桜の季節、卯月に見るにはぴったりの映画です。

脚本・監督は、
『Love Letter』岩井俊二
(アロマオイルローズブルガリアの香に包まれながら見たのでありました)

2001年3月17日(土) 彼岸入り

映画『マーシャル・ロー』をDVDで見ました。
ブルックリンでテロリストによる爆破事件が勃発する。
テロ対策本部長に就任したハバード捜査官(デンゼル・ワシントン)が捜査に
乗り出すが、CIA、陸軍が絡んでくる。そしてエスカレートするテロを抑えきれず
遂に、『戒厳令(マーシャル・ロー)』が発令され、デヴロー将軍(ブルース・ウィルス)
率いる戦車がブルックリンに押し寄せる。途中、何が正義で何が正しいのかが
分からなくなるものの
テロの恐怖歪んだ信仰心の恐ろしさが伝わってくる。
徹底したリアリズムを追及した映像が圧巻である。

テロリストと同じアラブ人が陸軍に理由も無く捕らえられ一つの場所に集められる
シーンはまるでナチの収容所状態。
ブルース・ウィルス演じる冷徹なデヴロー将軍は非常に怖い。

原題は、
『THE SIEGE』。テーマは『自由』
自由が当たり前のように暮らしていると、いつしか自分は何て不自由なんだ
と思ってしまいがちだが大きな間違いなんだと気づかせてくれる映画かな(?)

2001年3月16日(金)

映画『Love Letter』LDで見ました。何度見てもジーンときます。
岩井俊二 劇場長編第一回作品です。

神戸に住む渡辺博子(中山美穂)が、山の遭難事故でフィアンセの
藤井樹(いつき)を亡くして2年が経った。三回忌の帰り道、樹の家を
訪れた博子は、樹の中学時代の卒業アルバムから彼がかつて
住んでいた小樽の住所を見つけ出した。博子は忘れられない彼へ
の思いを癒すために、彼が昔住んでいた小樽=天国へ一通の手紙を出した…。
ところが、あろうことのない返事が返ってきた。やがて、博子はフィアンセと
同姓同名で中学時代の同級生、ただし女性の藤井樹が、小樽にいること
を知る。そしてその一通のラブレターがお互いの恋を鮮明に浮き彫りに
していくのです。忘れかけていた思いが新たな発見とかわるラストは感動ものです。

学校の図書館、本、図書カード、冬の小樽、そしてノスタルジックな設定。
この
シチュエーションのトリックにまんまとハマッテしまうのです。

異性に一目惚れするのに理由は無いのだろうけどこの映画を見ると
一目惚れにも理由があるんじゃないかと思ってしまいます。

人間には根底から変えられない部分が多かれ少なかれあります。
しかしそれは、年月と伴に記憶の溝に埋もれ風化していきます。
一通のラブレターがきっかけでその記憶を呼び覚ましてくれるのです。

2001年3月15日(木)

映画『オータムインニューヨーク』をDVDで見ました。
映画の前半は、季節が秋なので映像が紅色で統一されており、
後半は季節が冬なので映像が白色になります。

そして舞台はニューヨークなんだけど時間がゆったりと流れます。
悲しいラブストリーなんだけど安心して観る事ができる映画です。

世界の秩序が、あらかじめ神によって定められているかのような予定調和的映画です。

主人公ウィル(リチャード・ギア)は、人生に恵まれた48歳の独身男性。
そんな彼が、シャーロット(ウィノナ・ライダー)、22歳と恋に落ちる事で人生の価値観
が根底から変わってしまう。シャーロットは、心臓病の為、長くて1年も生きられない。
ラストはお約束どうり悲しい結末を迎えるが、シャーロットと出会うことでウィルは
自分の人生で足りない何かに気づき新しい生き方を始めるのです。

親子ほどの年齢差があるのにも関わらず、恋に落ちると自分の感情を
コントロールできなくなるのが痛いほど伝わってきます。

しかし、\119,900-はショック。
落ち込んでいる時に悲しい映画見たら落ち着くかなぁ〜と思ったのに…。
やはり、緞帳は下ろそう…。

2001年3月15日(木)確定申告最終日。
昼から会社を早退し家の近くの税務署に行った。
去年の5月までフリーで仕事してたから申告に少し時間がかかった。
しかも最終日なので人も多かった。しかも申告した結果
\119,900-支払えだって。更に今日中に支払えだって。
そんなに低所得者から金巻き上げておもしれぇ〜か?
面白いんだろうなぁ〜きっと。とほほ。
落ち込んだついでだから、実らぬ恋の緞帳も下ろしてやる。

2001年3月12日(月)

映画『最終絶叫計画』をDVDで見ました。とにかくお下劣な映画です(^^)
パロディにした映画は30作品を超えるそうです。
もう冒頭のメッセージからシックスセンスをパロってる。
でもマトリックスのワイヤーアクションは面白かった。
シックスセンスの、『I SEE DEAD PEOPLE』ってのも笑えたし、
ブレアウィッチ・プロジェクトのおちょくりは最高(^^)
シャイニングやらオースティン・パワーズ・デラックス、13日の金曜日、
ファイト・クラブ、氷の微笑、タイタニック、オリエント急行殺人事件
エルム街の悪夢、ビートル・ジュース等々…いやはや面白い!?

しかしながら真犯人が彼だとは…エンドロールが流れ終わって
真犯人がやっているシーンを見ると首尾一貫したおちょくりの真髄が見れます(?)
でも好きだなぁ〜この映画。

原題は、
『SCARY MOVIE』
No mercy. で、No shame.で、No sequel な映画です。

2001年3月3日(日) ひな祭り・耳の日

映画『FIGHT CLUB』をDVDで見ました。
残虐で残忍でアナ―キーな映像に嫌悪感を持ちつつ最後まで見ると
ラストシーンで嫌悪感が一種の爽快感と興奮に変わる。
一見アナ―キーだが何かしらの秩序を垣間見る。なんとも不思議な映画である。

タイラー(ブラッド・ピット)が僕の口に銃口を突っ込んでいる。
ぼくらに残された時間はあと3分。
僕はタイラーと何処で出会ったのか?
僕は何故石鹸を作ることになったのか?
ぼくらはなぜ「ファイト・クラブ」を作ったのか?
なぜルールは守られたのか?
なぜこんな事件を起こしたのか?
終盤に差し掛かり、
タイラーの正体とタイラーの計画
が明らかになるあたりから俄然面白くなってくる。

そうだ僕はもう何年も不眠症だった。そして意味も無く働く続けていた。
そして、タイラーに出会った。
「ファイト・クラブ」で人と殴りあう事で自分を確認できた。

そうだ僕は全てを記憶している。
さて、残り2分30秒。
タイラー、君を伝説にしてやるよ。

下記の警告文が冒頭に表示されます。この警告文がこの映画の全てを
物語っているような気がします。内なる自身に潜むタイラーよ目を覚ませ!

WARNING 【警告】

このDVDを手にしたあなたこそが、この警告を必要としていたのです。あなたがこの無駄な警告を読む一秒一秒、あなたの人生の大切な時間が奪われているのです。他にすることはないのですか?この警告をもう少し有意義なことに使えないのですか?あなたの人生はそんなに空虚なものですか?それともあなたは権威を表す者を誰しも尊敬、信用してしまうのですか?あなたは読むべき書を全て読むのですか?あなたは考えるべきことを全て考えるのですか?欲しいはずだと言われる物を全て買うのですか?部屋を出ろ!異性に会え!過剰消費もマスターベイションも止めろ!けんかを始めろ!自分が生きていることを証明しろ!自身の人間性を主張しないと腐敗していく有機物でしかない。注意はしたぞ!タイラー

2001年3月2日(金)

ドラマ『六番目の小夜子』第一集をDVDで見ました。
このドラマは、2000年4月にNHKで放送されたもので全12話あります。
第一集には下記の4話が収められています。

episode T  謎の転校生
episode U  亡霊
episode V  見えない敵
episode W  謎のメッセージ

サヨコ
西浜中学校にはそういう名前の不思議な言い伝えがあった。
三年に一度サヨコと名乗る生徒が現れて、三つの約束を果たす。

その一  サヨコは赤い花を飾る
そのニ  サヨコはサヨコを演じる
その三  サヨコは次のサヨコを指名する

その年のサヨコがこの約束を誰にも知られずに果たしたとき、
そべての人の前に大いなる扉が開かれる――。
2000年4月、「六番目のサヨコ」の年が始った…
しかしその年サヨコは二人いた…。

オーバーアクション気味の
鈴木杏の演技がキラリとひかるドラマです (*^-^*)