■hayaka59 のトップページへ■            ■DVDリスト一覧へ■

2002年2月17日(日) 京都は曇りのち雨。

テレビドラマ 『トリック1 Vol.2』 をDVDで見る。
ぬはは、すんごい笑える。すんごい面白い。今回もスートリーは
真面目に(?)展開!しきゃ〜し登場人物のキャラとか会話
は、やはり漫才なのです(^.^)v。ぬけけ。

『ボンソワール、ミラクル三井です!』…、ひょえ〜誰やねんおのれは〜。
あらゆる物体を一瞬のうちに消し去る霊能力者が現れた!ひぃぃぃ〜。
彼は、山村の村人を消して〜しまったぁぁぁ!という!ほんまかいな。
今度こそ本物の霊能力者登場かぁ〜!?眉唾ものよのうぅ〜!
かくして警察の依頼を受けた上田次郎(阿部寛)
自称超超超超ぅ天才マジシャン・山田奈緒子(仲間由紀恵)
無理やり連れ出しぃぃ、ひぃ〜そんなごむたいなぁ〜!
『宝女子村』へと向かう!ひょえええええぇ〜!

2002年2月16日(土) 京都は陽射しが暖か。

映画 『マレーナ』 をDVDで見ました。原題も 『MALENA』

1940年、第2次世界大戦中のイタリア。シチリア島の小さな
町にマレーナ(モニカ・ベルッチ)という美しい女性がやってくる。
彼女は新婚だが夫は戦地に召集されていて夫の帰りを一人
待っている。マレーナの美しさは町の男たちの視線を集め、町の
女たちはマレーナに嫉妬する。そんな中、12歳の少年レナート
は、マレーナに恋をするがマレーナの姿をストーカーの様に
追うことしか出来ない。やがて夫の戦死が伝えられ、町の
男たちはマレーナに群がり、町の女たちは妬みを益々高めていく。
戦争も激しくなり、空襲で父親も亡くし過酷な運命に巻き
込まれていくマレーナをレナートは守ろうとするが、遂に町の女
たちの凄惨なリンチにあい町を去って行ってしまう。しばらくして
から実は片腕を無くしながらも生きていた夫とマレーナは戻って
くる。町の人たちは好奇の目でマレーナを見るが、女たちは
優しく彼女に接する。それは罪の意識からではなくマレーナが
少し老けたからである。女の嫉妬は怖い。ラストでレナートは、
世界の全てだった彼女に「お幸せに」と最初で最後の声をかけ
自転車で走り去っていく。まるで一つの区切りを付けるかの様に。
こうして少年の思い出からは決して消えない切ない恋が終わるのです。

シチリアの美しい風景と音楽が部分部分で
「ハートカクテル」を喚起させる映画なのでした。

2002年2月10日(日)

映画 『夏至』 をDVDで見ました。
原題は、『a la verticale de l'ete』

なんとも不思議な雰囲気の映画です。というより
ベトナム、ハノイを舞台に撮った癒し系の
イメージビデオを見ている感じです。

母の命日に集まった三姉妹が、亡き母の
秘めたる初恋の話を知ることになる。
母は臨終の際に、父とは違う男の名前を呼んで亡くなった。
母と父は同い年。母は父より一ヶ月先に生まれた。
父は母の死から1ヶ月後に亡くなる。二人は丁度
同じ年月を生きたことになる。運命のような偶然。

母は最後まで父を愛し続けていたのか?
それとも最後は初恋の相手を想って亡くなったのか?
三姉妹も誰にも言えない秘密を抱えていて
母の秘密に重ね合わせて心を揺らす。

静かでゆっくりと物語は進み、それぞれの秘密が
明かされる時がくる。
夏至は太陽が一番高くそして長く輝く時。
それぞれの秘密(恋)も一番高く輝く時が来る。

途中、両脇に取っ手の付いた金属の容器に
水を張って、取っ手を手の平で擦って容器を
共鳴させ、表面の水を弾けさせるシーンが
あります。とても綺麗で印象的なシーンです。

★―――――――★

ドラマ 『白い犬とワルツを』 をDVDで見ました。
原題は、『TO DANCE WITH THE WHITE DOG』
1993年のアメリカ作品です。

原作は、一人の書店員さんの小さなメッセージから
日本で大ベストセラーとなった同名タイトルです。

白い犬がとにかく可愛いです。81歳で妻を亡くした
独りぼっちのサムに、まるで恋人の様な仕草で
寄り添ってきます。歩行器を使ってサムと犬が
ダンスするシーンは、「ぽっかぽか」、ものです。

人生に終わりは無い。子供たちが思いを受け継いで
いけば永遠に続く。働きづめのサムの人生は本当は
とても豊かなものだった。まさに大人たちの童話でした。

妻をなくした老人の前にあらわれた白い犬。
この犬の姿は老人にしか見えない。
それが、他のひとたちにも見えるようになる場面は、
鳥肌ものです。何度読んでも肌が粟立ちます。
――千葉県「ブックス昭和堂」木下和郎さん

2002年2月3日(日) 節分・豆まき

映画 『オーシャンズ11』 を劇場で見てきました。原題も、『OCEAN'S ELEVEN』
かなり面白い犯罪アクション映画です。
ラスベガスの巨大金庫から現金を強奪しようとする11人を
いつの間にか応援しながら見てしまいます。上手いなぁ〜作り方が…。

印象的なのは、オーシャン(ジョージ・クルーニー)の右腕である
ラスティー(ブラッド・ピット)がいつも何か食べてるところ。
アメ玉とかプリンとかスナック菓子とかハンバーガーとか……。
歩きながらとか待ち合わせしている時に常に何か食べてる。
美味しそうにパクパク、パクパクと。

ラストに強奪計画から6ヶ月後のシーンがあってオーシャンが
刑務所から出所するのをラスティーが待っている。
その時もラスティーはハンバーガーを食べている。
しかし胸焼けがしたのか途中で胃の辺りを押さえる。

それからオーシャンとよりを戻したテス(ジュリア・ロバーツ)
とオーシャンとラスティーが車に乗り込み刑務所を後にする。
そしてその車の後を、ある二人組みが乗った車が尾行する
というシーンで終わる。しかしこのラストシーンは要らないよう
な気がする。強奪計画が終わったところでラストにした方が
絶対に気持ちが良い。この6ヶ月後のシーンは、
『犯罪は最後には上手く行かない』 という倫理的あるいは
道徳的な配慮から入れたとしか思えない。

★―――――――★

テレビドラマ 『トリック1 Vol.1』 をDVDで見る。
かなり笑える。かなり面白い。ストーリーは真面目に(?)展開
するけど、登場人物のキャラとか会話が漫才なのです(^.^)v。

『お前は、10日後に死ぬ!』…、おおおぉ〜!カルト教団 『母之泉』 の
教祖から呪いを受けた若手物理学者・上田次郎(阿部寛)は考えたぁ〜!
霊能力者に対抗するには霊能力者が必要なのではないかぁ〜!
しかし彼の元にやってきたのはぁ〜!?なんたるちあさんたるちあぁ〜!
かくして自称超天才マジシャン・山田奈緒子(仲間由紀恵)との
インチキ霊能力を暴く世紀のコンビが見事誕生するのであ〜る!!
ひょえええええぇ〜!

現在、放送中の『トリック2』は、更にパワーアップして笑える。
『トリック』をリアルタイムで見なかった事を激しく後悔。

2002年2月2日(土)

映画 『彼女を見ればわかること』 をDVDで見ました。
原題は、『THINGS YOU CAN TELL JUST BY LOOKING AT HER』

【DVDパッケージの裏面より】……………。
ロサンゼルス郊外に暮らす5人の女性たちの人生に訪れた転機を描く。
年老いた母を介護するキーナー女医(グレン・クローズ)
不倫中の女銀行マネージャー、レベッカ(ホリー・ハンター)
ひとり息子に情愛を注いできたシングル・マザー、ローズ(キャシー・ベイカー)
不治の病に侵された恋人(女性)と暮らす女占い師クリスティーン(キャリスタ・フロックハート)
盲目の妹キャロル(キャメロン・ディアス)を持つ女刑事キャシー(エイミー・ブレナマン)
いずれもが将来の伴侶がいない独身で、男性に頼らず生きている。
彼女たちは独力でキャリア上の成功を勝ち取り、経済的にも自立
した満足できる生活を送っているように見える。だが、ふとしたきっかけで
立ち止まり、本当の愛を求める自らの気持ちに気づくことになる…。
……………………………………………

5つの物語から構成されていて、それぞれの物語の登場人物が
少しずつ5つの物語に絡んできます。5つの物語全部が面白い
わけではなく、キーナ女医の話とかシングル・マザーの話とか
銀行の女マネージャーの話は少しも面白くないです。
『ん?だから?』 といった感じです。ただ5つの物語に台詞無し
でチラッとしか登場しない女性がいて、その存在感が妙に大きいのです。
その女性が、女刑事とその盲目の妹の話の中で自殺するのです。
この辺りから物語の中にぐいぐいと引きずり込まれます。
盲目の妹(キャメロン・ディアス)と、その姉の女刑事(エイミー・ブレナマン)
の姉妹という関係とは別の、一女性としての葛藤と本音の部分が
見事に描かれています。あと 『アリーmyラブ』 とは全く違うキャラで
登場する女占い師(キャリスタ・フロックハート)のレズビアンの関係
を描いた話は、チョット切ないけど面白いです。

★―――――――★

上戸彩のDVD 『THE COMPLETE』 (フジテレビ「超V・I・P」PRESENTS) を
見ました。9つのキーワードをもとに上戸彩のすべてを見る事ができる
コンプリート(大全集)DVDです。最近は、作り手も色々考えますな(笑)
素材が良いと何でもありです。しかし、上戸彩!♪可愛いぞぅ〜(^.^)v

2002年2月1日(金)

アリーmyラブ4 「遠距離恋愛」をTV放送で見ました。
最近、お気に入りでかかさず見てます。

前回で、アリーは恋人と遠距離恋愛になってしまい傷心している。
おまけに、バニーマニロウの幻覚が見えてしまうというありさま。

ジョン・ケイジメラニー・ウエストの会話が印象的でした。
ジョンはメラニーにプロポーズするが、メラニーは結婚という制度、
あるいはしきたりにはとらわれたくないと言って断る。
その流れの中での二人の会話です。

【メラニー】  ねえ、やっと出会えた人よ。
びくついて、噛みまくって、体操が得意で、
それにこじんまりした所が好きで、バニーマニロウのファン。
【ジョン】 でも?
【メラニー】 長く一緒にいればいる程、違いも目についてくるものなの。
共通点より違いが多くなるのは時間の問題よ。
共通点があることで盛り上がってきた関係にとっては違いが
目立つのって…。
知り合いは、既婚者ほど孤独だし、それに甘んじてる。
【ジョン】 言うべき言葉が見つからないよ。
あえて言うとすれば、バッカしゃないの?
だって人間はとても複雑な生き物なんだよ。
精神面を言うならば、自分という人間について知るだけでも
一生かかりかねない。他人となればなおさらだ。
それに人には変わる能力が備わっている。
愛を強く育てる能力も。愛の方程式は足算じゃない。
二人が一緒になると何倍、何乗、無限大に膨らんでいくんだ。
だから二人の共通点であれ相違点であれ、限りがあると決めて
かかっている君のその考え方はひどく論理性に欠けるものだし
希望もなさすぎる。
【メラニー】 わぁ〜、言うべき言葉は無いんじゃなかったけ?
【ジョン】 つき合いだしたばかりなのに君の頭の中には、
いずれ終わりが来るって事しか無いみたいだよ。