全国郷土玩具館National Traditional Toy Museum---群馬県・上野村---- |
伝統と新しさ 自然と人工 もののかたち‥‥ 人々の喜びと祈りが刻んだ 深い造形の世界 そこには 自然と人間の対話 伝統と新しい文化の鼓動が息づいています |
豊かな森の大自然に囲まれた、群馬県・上野村に 平成9年6月1日、全国郷土玩具館が開館しました。 同館は、郷土玩具研究家の畑野栄三氏が準備室長として指導にあたり、平成7年より 2年間をかけて建設、完成したものです。 また、完成後は、同氏が館長に就任、企画運営を指導しています。 同館に集められた作品は、現在のものから、今では廃絶してしまった貴重な郷土玩具も多く含まれています。 収藏作品数は15,000点にも及び、日本全国の郷土玩具を集大成したミュージアムとして注目すべき施設といえます。 これらの収藏展示品は当ホームページの「民芸館:全国郷土玩具バーチャルミュージアム」作成に協力、指導をいただいている、郷土玩具研究者の畑野栄三氏が、長年に渡る収集資料を提供されて建設されたものです。 ---上野村村長の挨拶--- 全国郷土玩具館の開設に際して 人間は、他の動植物と共に、大自然の中で生きつつ様々な文化を拓いて来ましたが、そんな生活の中で玩具を創作して、遊び、楽しみ、慰められ、教えられるなどしつつ、創造力、情操、審美眼等を育てて、玩具の文化を創造して参りました。 今、人間社会は、急速に発展する物質文明に心を奪われて、長い歴史を持つ玩具の文化に、心を寄せる人が少なくなって居りますが、大自然の多い上野村の私達は、惜しいことと考えました。 その結果、畑野栄三さんが、長い年月をかけて収集された玩具を、上野村で預かり展示することとして、全国郷土玩具館を開設することとしました。 何卒、ご来村、ご覧下さい。
上野村村長 黒澤文夫
(村長さんの言葉は案内パンフレットより転載) |
◆全国郷土玩具絵図:この作品は、上野村銘木工芸センターで制作されました。 |
全国郷土玩具館では、古来日本で親しまれてきた木、土など様々な素材による 日本各地の特色豊かな郷土玩具15,000点を収藏しております。 伝統文化と工芸デザインの融合と、その源泉を探る作品展示と活動で、広く一 般の方々から専門家の方々まで、伝統工芸技術の素晴しさをお楽しみいただけ ます。 |
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