Photoshop頻出用語集

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A

  • Adobe
    アドビ。フォトショップを開発した、米国のソフト会社。本社は米国カリフォルニア州サンノゼ。1982年、Chuck Geschke(チャールズ・ゲシキ)とJohn Warnock(ジョン・ワーノック)の2人によって設立。フォトショップの他、イラストレータ、アクロバットなどの製品が有名。2005年、FlashやDirectorで知られる、米マクロメディア社を買収。


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B

  • BMP
    ビーエムピー。Windowsで標準的に用いられる画像ファイル形式。画像の質を上げると、ファイルサイズがJPEGやGIFに比べてかなり大きくなります。


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C

  • CMYK
    シーエムワイケー。シアン(C)、マゼンダ(M)、イエロー(Y)、ブラック(blacK)の4色を意味し、原則的に印刷時に使用される色の設定モード。画面上で使用されるRGBモードと色の表現が異なるため、RGBモードで作成されたファイルを印刷する際には、原則的にCMYKモードに変換しないと、意図した出力になりません。


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D

E

  • EPS
    イーピーエス。EncapsulatedPostScript。画像ファイルの保存形式の一種。主にIllustratorをはじめ、DTP(DeskTopPublishing)ソフトでよく用いられる形式で、中身は「ポストスクリプト」という言語で書かれています。
    Photoshopで用いられるEPSは「Photoshop EPS」形式と呼ばれます。


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F

G

  • GIF
    ジフ。Graphic Interchange Format。米Compuserve社が開発した画像ファイル形式です。1〜8ビットのカラー(2〜256色)を表現できます。LZW圧縮というアルゴリズムで、その特性上、ベタ塗りの多い画像では高い圧縮率を誇ります。

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H

I

J

  • JPEG
    ジェーペグ。Joint Photographic Exparts Group。JPEGは圧縮アルゴリズムの名前ですが、一般的に画像のファイル形式を指します。フルカラー画像を格納でき、圧縮率の調整も可能です。特性上、自然物を写した写真のように色が離散している画像では高い圧縮率を誇ります。ただし、圧縮率が高くなるほど、画像の品質は悪くなります。

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L

M

N

O

P

  • PNG
    ピング。Portable Network Graphics。画像ファイル形式の一種です。
    比較的最近になって策定された形式で、GIFとJPEG両方のメリットを合わせ持ちます。具体的にはフルカラー対応で品質ロスのない圧縮が可能、エッジにアンチエイリアスがかかった透明画像の作成が可能といった点です。ただし、古いバージョンの Web ブラウザではインライン表示できません。
    PNGには256色を扱う「PNG-8」、フルカラーを扱う「PNG-24」があります。


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Q

R

  • RAWファイル
    ローファイル。主にデジタルカメラで用いられるデータの記録形式の一種です。原則的に機種ごとにに形式が異なります。RAW(生の、加工していないの意)という名前のとおり、JPEGなどの一般的なファイル形式に変換される前の、レンスを通って記録された実データです。Photoshopでは、Camera RAWというプラグインを使うか、CSもしくはElments3.0以上のバージョンで対応しています。


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  • RGB
    アール・ジー・ビー。Red、Green、Blueでいわゆる「光の3原色」です。それぞれの光を蛍光体から発射し、重ね合わせることで様々な色を出します。コンピュータのモニタ上でみている画像は、このRGBで表されます。
    これに対し、印刷物などは光を受けて(反射して)色を発します。この場合は「CMYK」(シーエムワイケー=Cyan、Magenda、Yellow、blacK)という4色(理論的にはCMYを3つ重ねれば黒になるハズですが、実際は濃紺になるので、黒色を加えます)で表します。

    なお、PhotoshopにはRGBモードでは使えても他のモードでは使えないフィルタ(照明効果など)があります。この場合、Photoshopは自動的にメニュー表示をグレーに変え、選択できなくします。


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S

T

U

V

W

  • Webセーフカラー
    Macintosh、Windowsの両方で共通に利用できる216色のカラー。パソコンのビデオボードが256色しかサポートできない場合でも、このカラーを使っていると、MacとWindowsで同じ見え方となります。


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X

Y

Z

  • アクション
    Photoshopでの一連の操作を記録して再利用可能にする機能。一般的な表計算やワープロソフトの「マクロ機能」に近いものです。作成されたアクションは、ファイルとして保存が可能で、他のPhotoshopユーザーと交換できます。


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  • アルファチャンネル
    主に選択範囲を保持する目的で使用される、グレースケールのチャンネル
    任意の選択ツールで画像の一部を選択し、[選択範囲]メニューの[選択範囲を保存...]コマンドを実行すると作成されます。


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  • インターレースGIF
    GIFファイル形式の一種。ファイルを保存する際に水平方向の走査線を飛び越しながら格納しています。ブラウザが展開するときには、飛び越された部分をぼかして表示するため、徐々に鮮明になるような見え方をします。ブロードバンドの進展で徐々にその役割が薄れています。


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  • アンチ・エイリアス
    文字や画像のエッジをぼかして、ギザギザ(「ジャギー」と呼ぶ)をなくす機能。
    Photoshopでは文字入力の際、標準でオンになっていますが、わざと荒れた感じを出すときや、文字が小さくてアンチエイリアスによってぼやけてしまうときなどは、この設定を変更します(6.0以上では、ツールオプションバーにて設定可能)。
    図の上はアンチエイリアスなし、下はありの状態です。


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  • 解像度
    画像は基本的に点の密集でできあがっています。解像度は、この点の密集の度合いをあらわすもので、72dpi(Dots Per Inch)だと、1インチ中に72個の点が並ぶことになります。つまりこの数字が大きければ大きいほど、細かな部分まで表現できることになります。
    なお、ディスプレイ上などの点は「ピクセル」と呼ばれ、それ自体がカラーの階調情報を持つため、解像度の単位にはppi(Pixcel Per Inch)というものを使うことがあります(意味的にはdpiと同じですが、dpiのdotsは白か黒かの2値しか持ちません)。


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  • カラーパレット
    画像に使われている色情報を格納するもの。Photoshopでは、ユーザーの指定によって、さまざまなカラーパレットが使用できます。


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  • クリッピングパス
    パスの一種で、画像の一部の切り抜き指定に使われます。クリッピングパスが指定されたファイルを他の対応アプリケーション(Illustratorなど)で読み込むと、指定された部分の外側が切り落とされて表示されます。


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  • スタイル
    Photoshop6.0からの機能。レイヤー効果の組み合わせを定義して保存し、再利用可能にしたものです。
    スタイルパレットで目的のスタイルを選択するだけで、レイヤーの画像に効果を与えることができます。


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  • スライス
    ひとつの画像を複数の部分に分割し、個々を最適化してWeb用ファイルなどにできる機能。Photoshop5.5からの機能ですが、5.5ではImageReadyの機能を利用しています。6.0以上ではPhotoshop本体のスライスツールなどでスライスの作成ができます。


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  • チャンネル
    画像の色情報あるいは選択範囲を保持するもの。色情報は使用する画像モードによって異なり、例えばRGBだとRed、Green、Blueの3つと合成チャンネルRGBの4つが存在しますが、CMYKだと5つになります。
    選択範囲を作って[選択範囲]メニューの[選択範囲を保存...]を実行すると選択範囲を保持するチャンネルができます。これは「アルファチャンネル」と呼ばれます。


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  • 調整レイヤー
    レイヤーの一種。明るさやコントラスト、トーンカーブなどの画像補正のためのレイヤーで、画像に直接効果を加えず、「効果を重ねた」状態にします。


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  • ディザ
    色の境界を拡散させてスムーズに目立たなくする手法。256色しか表現できないGIFで、グラデーションのあるような画像に使われますが、ファイルサイズはディザを適用しない場合に比べて大きくなってしまいます。

    GIF、色数4、ディザありの画像例(1.2KBytes)


    GIF、色数4、ディザなしの画像例(0.5KBytes)


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  • トーンカーブ
    [イメージ]メニューの[色調補正]から[トーンカーブ...]を選択すると左図のようなダイアログが表示されます。画像のネガ/ポジのバランスを表すもの。通常は直線で右上がりのグラフ(ポジ)の状態になっています。グラフの線上をドラッグするとバランスが変化して、トーンの変化が起こります。微細な明るさや色調の補正の他、特殊効果によく利用されます。


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  • ドロップレット
    Photoshop6.0からの機能。アクションをひとつの小さなプログラムとしたもので、文字どおり、ファイルのドラッグ&ドロップにより、Photoshopが起動していなくても(自動的に起動して)アクションを実行して結果を戻します。
    [ファイル]メニューの[自動処理]から[ドロップレットを作成...]で作成できます。


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  • パス
    直線または曲線で、形状を描画するもの。ペンツールやアンカーポイントツールを使用して描画します。Photoshopの場合、「作業用パス」として複雑なカーブを持つ選択範囲の作成によく使われるほか、6.0以上のベクトルシェイプツールで描かれた図形は、パスとして扱われます。


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  • ピクセル
    Pixel。日本語では「画素」と訳されます。「ドット」という表現をすることもあります。
    今ごらんのコンピュータのモニタをよ〜くみると、小さな点がそれぞれ光を放つことで画像が構成されているのが確認できます。このときの1つの点が「1ピクセル」です。


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  • ヒストリー
    Photoshop5.0からの機能。ユーザーが行った操作をステップごとに記録し、複数段階でのやりなおし(アンドゥ)を可能にしたもの。ステップは「ヒストリーパレット」に記録され、ある一時点での結果をブラシに使う(ヒストリーブラシ)こともできます。また、ある一時点の状態を「スナップショット」として記録できます。


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  • ヒストグラム
    画像の明るさの成分をグラフ化して表示したもの。色調補正(主にレベル補正)で使われます。
    PhotoshopCS以上では、情報パレットのひとつとして表示されます。

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  • 描画モード
    描画ツールを使うときや、複数のレイヤーを重ねるときの画像合成モード。「乗算」、「スクリーン」、「差の絶対値」など、指定された形式でピクセルに演算を行います。


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  • フィルタ
    画像に様々な効果をもたらすツール。ソラリゼーションやメゾチントといった通常の写真で使われる特殊効果の他、回転や波紋などの画像変形も可能にします。


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  • プラグインフィルタ(または単にプラグイン)
    Adobe社の仕様に基づいて作られたオプションのフィルタ製品。Photoshopに追加インストールすることでPhotoshopの機能を強化します。Kai's Power Tools(KPT) 、EyeCandyなどが有名です。


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  • ベクトル画像
    内部的に数式で表現される画像。解像度に依存せず、シャープな印字結果が得られます。印刷用のイラストなどでよく利用されます。Illustratorなどのドロー系ソフトウェアで扱われるのは基本的にベクトル画像です。Photoshopでも6.0からはベクトルシェイプツールや文字ツールなどでベクトル画像を扱うことができます。


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  • マスク
    選択範囲外を保護するもの。アルファチャンネルを作成して利用する他、クイックマスクモードによって一時的なマスクを使うこともできます。

    クイックマスク。標準でうす赤くなっている部分がマスクです。ツールボックスのクイックマスクボタン()でモードを切り替え、塗りつぶしツールなどでマスクを作成します。モードを解除し、選択範囲を外すような操作を行うとマスクは失われます。


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  • 文字マスクツール
    文字型の選択範囲を作成します。ツールパレットの文字ツール「T」を右方向にドラッグすると表示されます(ただし、Photoshop6.0の場合はツールオプションバーで選択)。

    なお、文字マスクツールでは、文字の形をした選択範囲が表示されるだけで、実際には画像に文字は入力されません。5.0以上での文字レイヤーも作成されません。


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  • 文字レイヤー(テキストレイヤー)
    Photoshop5.0で新規に採用された機能。文字ツールで画像に文字を入力すると、特殊なレイヤーとして画像の上に現れます。文字の再編集が可能な他、レイヤー効果を組み合わせることでごくシンプルな操作で印象的な文字加工ができます。6.0からは文字ツールで入力された文字はベクトル画像となり、変形を繰り返しても画像は劣化しません。


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  • レイヤー
    ひとつの画像の上に仮想的に透明フィルムを被せることによって複雑な合成、さまざまな試行を可能にしたもの。
    Photoshopでは通常のレイヤーの他、色調の変更などを行う「調整レイヤー」、文字用の「文字レイヤー」(Photoshop5.0)などがあります。
    レイヤーを持つ画像はそのままではJPEGやGIFなどの形式に格納できません。[レイヤー]メニューから画像の統合を行うか、あるいは[ファイル]メニューから[複製の保存]、あるいは[Web用に保存]で格納する必要があります。


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  • レイヤースタイル(レイヤー効果)
    Photoshop5.0からの機能。個々のレイヤーごとに、「ドロップ・シャドウ」、「ベベルとエンボス」などを単一で、または組み合わせて適用することができます。この効果が適用されたレイヤーで再編集が行われると、効果も再計算されて画像はダイナミックに変化します。


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  • レベル
    画像の明るさ、コントラストを決めるもの。
    一般的にある画像の最も明るい部分(ハイライト)と最も暗い部分(シャドウ)、その中間色は均等に割り振られているのが理想的です。画像が明るすぎる(全体的な出力が高すぎる)とき、逆に暗すぎる(出力が低すぎる)とき、レベルを補正することによって調整できます。

    レベルは[イメージ]メニューの[レベル補正...](左図)や[自動レベル補正]など、様々な方法で調整できます。特殊効果を狙って意図的に変更することもあります。

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