Photoshopとは?

作成:12.14.2003
改訂:07.18.2007
対応バージョン:7.0以上




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ここではAdobe Photoshop(以下Photoshop)についての概要を紹介します。


もくじ

Photoshopとは?
Photoshop(フォトショップ)は米Adobe(アドビ)社の開発した画像処理ソフトウェアです。
画像処理ソフトウェアには他にもPaintShopPro、GIMPなど様々なソフトウェアがありますが、Photoshopは商業印刷や画像編集など、いわゆるプロフェッショナルレベルでの利用実績が多く、事実上世界標準といわれています。

Photoshopで何ができるか?

  1. 画像の補正
    写真をコンピュータに取り込んで、例えば暗い部分を明るくしたり、ちょっとボケた画像をある程度までシャープにすることができます。
    色の成分(たとえばRGBだと赤、緑、青)ごとに微調整を施すなど、色調補正は特に強力です。
    また、画像の切り抜き、向きを変える、ゆがめるなどの変形操作については、ほぼ自在といえる機能があります。

    少しぼやけた画像。
    (ロケ地:上野動物園(東京))

    シャープフィルタによる補正(効果をわかりやすくするため、わざと強めに適用しました)。


  2. レイヤーによる画像の操作
    画像に仮想的にフィルムをかぶせたようにして効果を与える機能です。レイヤー自体に影をつけたり、半透明にすることはもちろん、文字を入れたり、元の画像に影響を与えずに明るさやコントラストの調整(調整レイヤー)できたりします。

    文字レイヤーと「レベル補正」調整レイヤーを持つ画像。それぞれ、文字やレベル補正の値を変えても、もとの写真データ(いちばん下の「背景」レイヤー)自体には変更を加えることはありません。


  3. 特殊効果
    フィルタ機能で、様々な特殊効果を画像に与えることができます。
    メゾチントなど、一般的な写真で使われるものの他、絵画のような印象を与える効果もあります。

    もとの画像。
    (ロケ地:京都府立植物園(京都))

    インク画(外形)フィルタ適用後。


  4. Web、デバイス用画像の作成
    Webやモバイル用デバイス向けに作成した画像を保存するとき、ファイルの保存形式をシミュレーションできます。

    「Webおよびデバイス用に保存」コマンドで、画像の出力状態をシミュレーションしているところ。


    デバイスセントラル(CS3)。
    各社のケータイ用画像もシミュレーションできます。写真はパナソニックのP902iSでの様子。


  5. やりなおしと自動化
    ヒストリー機能では、現在までの操作状況を逐一記録し、操作を段階的に戻って再実行することができます。ある時点で「スナップショット」として一時的な状態を保持することもできます。

    スタイルやアクションは、操作や効果の組み合わせを記録しておいて、複雑な操作をまとめて再現させる機能です。

    ヒストリーパレット。順に過去の操作が記録されています。

    スタイルパレット(初期状態)。サンプル表示されているボタンをワンクリックするだけで、レイヤーに複雑な効果を適用できます。
    ユーザーオリジナルのスタイルの定義も可能です。


    スタイル適用前。

    「おもちゃ」スタイル(Photoshopに標準で含まれている)の適用後。

    ヒント:フィルタやスタイルには数多くの種類があります。組み合わせはほぼ自在で、様々な特殊効果を生み出すことが可能です。


★今回のまとめ★
Photoshopは多彩な機能を備えた画像処理ソフトウェアです。
今回は次の内容を学習しました。


*Photoshopをはじめとしたにアドビ製品についてのさらに詳細な情報は、アドビ社のサイトを参照ください。

http://www.adobe.com/jp/






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