フィルタの基本操作

作成:05.05.2004
改訂:07.29.2006
対応Photoshopバージョン:7.0以上




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ここではPhotoshopのフィルタの基本操作を実習しながら紹介します。


もくじ

フィルタとは?
フィルタは、画像に様々な効果を与えるために使われます。
フィルム式のカメラで昔から特殊技法としてある「メゾチント」(画像の粒子を荒くみせる)などに加えて、Photoshopではさらに画像を絵画的にするもの、変形させたりや逆光を描画するまで数多くあります。
また、フィルタを組み合わせることで、複雑な効果を得ることもできます。


フィルタの使用

  1. Photoshopを起動します(ここでは、PhotoshopCS2のMacintosh版を使用しています)。


  2. 適当な画像を開きます。写真画像などがフィルタの効果を見るのに適当です。
    (ロケ地:大船フラワーセンター観覧温室)



  3. [フィルタ]メニューの[ブラシストローク]から、[インク画(外形)...]を選択します。
    フィルタギャラリーが起動します。
    ここでは、ストロークの長さに「4」、暗さの強さ「20」、明るさの強さ「10」を指定して実行します。





    Photoshop7.0以前では、ダイアログボックスで指定します。


    ヒント:フィルタギャラリーでは、複数のフィルタ効果を、「エフェクトレイヤー」としてレイヤーのように管理できます。[新しいエフェクトレイヤー]ボタンでフィルタ効果を追加、ドラッグ&ドロップで順番を変更できます。



フィルタのフェード

一度適用したフィルタが、効き過ぎていると思われるときは、「フェード」コマンドを使うことによって、その効果を少しだけ打ち消すことができます。

  1. 先の実習からの続きです。
    [編集]メニューの[「インク画(外形)」をフェード...]を選択します(「XXXを」の部分は、直前に選択したフィルタによって変化します)。



  2. 不透明度に「50」を指定して実行します。



  3. 先に適用していた効果がすこし緩くなります。

    ▲フェードコマンド適用後


    ▲フェードコマンド適用前(このページの上のほうの画像と同じ)


★今回のまとめ★
フィルタは、画像に様々な効果を適用できるものです。今回は次のような基本操作を実習しました。





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