Adobe Bridgeの基本操作

作成:06.04.2006
改訂:--.--.----
対応Photoshopバージョン:CS2以上
使用Photoshopバージョン:CS2




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ここではPhotoshopCS2以上についてくるAdobe Bridge(ブリッジ)について、実習を交えて紹介します。

CS2以前のバージョンでは「ファイルブラウザ」と呼ばれていたものが進化した機能です。


もくじ

Bridgeの起動

  1. Photoshopを起動します(ここでは、PhotoshopCS2のMacintosh版を使用しています)。


  2. 画面右上、ツールバーにある「Bridgeに移動」をクリックします(Bridge単独で起動してもかまいません)。



  3. Bridgeが起動します。いちばん最初に起動してフォルダを表示するときには、ファイルをキャッシュに読み込むため、少し時間のかかることがあります。



  4. 左上の「フォルダ」の指定で、画像が複数格納されている任意のフォルダを指定します。




    ヒント:ファイルの表示順序は[表示]メニューの[並び替え]で選択できます。初期設定では、ファイル名の昇順になっています。



表示状態の変更

  1. ウィンドウの右下にあるスライダを左右にドラッグして動かしてみます。


    ファイルのプレビュー(サムネール)表示の大きさが変化します。



  2. 右下の「フィルムストリップ表示」をクリックします。


    ウィンドウの表示形式が変化します。上のほうに現在選択されている画像、下のほうにサムネールが表示されます。


  3. 右端、サムネールの上にみえる「フィルムストリップの方向切り替え」をクリックしてみます。


    今度はサムネールの表示が右側、縦方向の表示になります。


    ヒント:ウィンドウ右下で切り替えられる表示形式にはこのほか、次のものがあります。

    ・詳細表示 ファイルサイズなどの詳細な情報を含めてリストで表示します。

    バージョンおよび代替案表示 CSシリーズでVersionCue(ファイルのバージョン管理をするソフト)を利用しているとき、バージョンと代替案を含めて表示します。

  4. 今度はウィンドウ右上に注目してみます。
    右上端にある「コンパクトモードに切り替え」をクリックします。


    Bridgeのウィンドウは小さくなり、アプリケーションの前面に表示されるようになります。
    これがコンパクトモードです。


  5. コンパクトモードの状態から、ウィンドウ右上の「ウルトラコンパクトモードに切り替え」を選択します。


    ウィンドウはさらに小さく、ほぼタイトルバーとツールバーだけになります。


  6. ウルトラコンパクトモードの状態から、「フルモードに切り替え」をクリックします。


    ウィンドウはもとの状態に戻ります。


    ヒント:モードの切り替えは次のようになっています。
    フルモード コンパクトモード ウルトラコンパクトモード



    さらにヒント:[表示]メニューの[スライドショー]を選択すると、全画面にファイルを表示するスライドショーが始まります。
    スライドーショーの表示状態では[H]キーで操作のヘルプ、[Esc]キーでスライドショーの中止が行われます。



ラベルの設定

Bridgeでは、ユーザーが多数のファイルを効率的に扱えるようにするため、レーティングなどのラベル設定が可能です。

  1. 適当なファイルを選択し、[ラベル]メニューから[****]を選択します。


    次のようなダイアログボックスが表示される場合があります。これはXMPというデータ形式を現在のファイル形式が受け入れられない場合は、ファイルそのものではなく、Bridgeのキャッシュに格納する旨を説明するものです。
    そのまま[OK]で進みます。

    選択したファイルに、星印がつきます。


  2. 続けて[ラベル]メニューの[イエロー]を選択します。



    黄色のラベルが表示されます。


  3. 設定されたレーティングやラベルは、表示の際の条件に使用できます。
    ウィンドウ右上の「フィルタなし」をクリックして、「4つ星以上を表示」を選択します。


    条件に合致するファイルだけが表示されます。


ワークスペースの切り替え

Bridgeの表示状態は、Photoshopのワークスペース同様、簡単に切り替えたり、保存したりすることが可能です。

  1. [ウィンドウ]メニューの[ワークスペース]から[メタデータフォーカス]を選択します。
    ウィンドウの表示形式は、ファイルの詳細を表示する「メタデータ」のパレットが大きく表示される形式に変化します。



  2. [ウィンドウ]メニューの[ワークスペース]から[初期設定のワークスペースにリセット]を選択します。表示状態は、セットアップ時の状態になります。




    ヒント:現在のワークスペースを保存するには、[ウィンドウ]メニューの[ワークスペース]から[ワークスペースを保存...]を選択します。



★今回のまとめ★
Bridgeには大量の画像ファイルを効率的に扱うための機能があります。
今回は次の内容を学習しました。
  • Bridgeの起動
  • 表示状態の変更
  • ラベルの設定
  • ワークスペースの切り替え





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