ここではPhotoshopCS3のカラーの選択方法や、情報の表示方法について紹介します。

改訂履歴：2008/03/14　「描画色と背景色の選択」にスクリーンショットを追加しました。

• 描画色と背景色の選択
• スポイトツール
• カラーサンプラーツール
• ヒストグラムの表示
  

各種ツールの描画に使う色（描画色）と、背景に使う色（背景色）の選択は次のように行います。

1. 標準では描画色は黒（左上）、背景色は白（右下）になっています。
   
   
   
   
2. 描画色は、カラーパレット、スウォッチパレット、カラーピッカー（描画色のところをクリック）から選択できます。
   
   
   
   
   

   
   
   

3. たとえば赤色を選択すると、次のようになります。
   
   
   
   
4. ツールボックスの、描画色と背景色の右上にある小さな矢印をクリックすると、描画色と背景色は逆転します。
   
   
   
   
5. 同様に左上の黒白の小さな四角をクリックすると、初期状態＝描画色：黒色／背景色：白色に戻ります。
   
   
   

   ヒント：描画色に選択したカラーは、次の方法でスウォッチパレットに登録できます。 ■カラーピッカーのボタン ■スウォッチパレットの［描画色から新規スウォッチを作成］ボタン

   
   

スポイトツールを使うと、既存の画像から、色を取得して描画色に設定できます。

1. 任意の画像を開きます。
   
   
   
2. ツールボックスから、スポイトツール（）を選択して、適当な位置をクリックします。
   
   
   

   ヒント：取得する色の範囲は、オプションバーで選択できます。

   
   
   
3. 取得された色が、描画色に設定されます。
   
   
   

カラーサンプラーツールを使うと、画像の部分の色情報を取得できます。

1. 任意の画像を開きます。
   
   
   
2. ツールボックスから、カラーサンプラーツール（）を選択し、適当な位置をクリックします。
   クリックされた部分にマークが表示され、その部分のカラー情報が情報パレットに表示されます。
   最大４カ所までの情報表示が可能です。
   
   
   

   ヒント：カラーサンプラーを削除する場合は、マークを画像の外側にドラッグします。

   
   
   
3. オプションバーの［クリア］で、カラーサンプラーをすべて削除できます。
   
   
   

画像の階調情報を表示するヒストグラムは、［イメージ］メニューの［色調補正］の［レベル補正...］や［トーンカーブ...］でも利用されます。ここではヒストグラムパレットでの情報表示のしかたを紹介します。
お好みに合わせて設定してみてください。

1. 任意の画像を開きます。
   
   
   
   
2. ヒストグラムパレットを開きます（画面上に見当たらない場合は、［ウィンドウ］メニューの［ヒストグラム］を選択）。
   パレットのメニュー（右上の小さな三角マークをクリック）から、［全チャンネル表示］と［チャンネルをカラーで表示］、［数値情報を表示］を選択します。
   パレットに、レッド、グリーン、ブルーの各チャンネルの情報が表示され、マウスのポインタ位置の情報も数値で表示されます。
   
   
   
   
3. 先の状態から、パレットのメニューで［拡張表示］を選択し、チャンネルに［カラー］を選択すると、次のようになります。
   
   
   

• 描画色と背景色の選択
• スポイトツール
• カラーサンプラーツール
• ヒストグラムの表示