Adobe Bridgeの基本操作

作成:2007/07/21
改訂:--.--.----
対応Photoshopバージョン:CS3




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ここではPhotoshopに付属しているAdobe Bridge(ブリッジ)について、実習を交えて紹介します。
CS2より前のバージョンでは「ファイルブラウザ」と呼ばれていたものが進化した機能で、さまざまな画像ファイルや文書ファイルを一覧/管理し、ここからPhotoshopなどのアプリケーション起動することができます。


もくじ


Bridgeの起動

Bridgeは実際には単独のアプリケーションですが、Photoshop内からも起動できます。

  1. Photoshopを起動し、画面右上、ツールバーにある「Bridgeに移動」をクリックします。



  2. Bridgeが起動します。
    いちばん最初に起動してフォルダを表示するときには、ファイルをキャッシュに読み込むため、少し時間のかかることがあります。



  3. 左上の「フォルダ」タブの指定で、任意のフォルダを指定すると、そのフォルダ下の内容が「コンテンツ」タブに表示されます。



表示状態の変更

Bridgeは表示状態を使い勝手にあわせて変更できます。

  1. ウィンドウの右下にあるスライダを左右にドラッグして動かすと、「コンテンツ」のプレビュー(サムネール)表示の大きさが変化します。



  2. 右下の「水平方向のフィルムストリップ」をクリックしてみます。



  3. ウィンドウの表示形式が変化します。上のほうに現在選択されている画像、下のほうにコンテンツ(クリックでプレビュー)が表示されます。


    ヒント:ウィンドウ右下で切り替えられる表示形式にはこのほか、「メタデータフォーカス」があります。この表示では、ファイル情報の詳細が表示されます。





  4. 今度はウィンドウ右上に注目してみます。
    右上端にある「コンパクトモードに切り替え」をクリックします。


    Bridgeのウィンドウは小さくなり、アプリケーションの前面に表示されるようになります。
    これがコンパクトモードです。


  5. コンパクトモードの状態から、ウィンドウ右上の「ウルトラコンパクトモードに切り替え」を選択します。


    ウィンドウはさらに小さく、ほぼタイトルバーとツールバーだけになります。


  6. ウルトラコンパクトモードの状態から、「フルモードに切り替え」をクリックします。


    ウィンドウはもとの状態に戻ります。


    ヒント:モードの切り替えは次のようになっています。
    フルモード コンパクトモード ウルトラコンパクトモード



    さらにヒント:[表示]メニューの[スライドショー]を選択すると、全画面にファイルを表示するスライドショーが始まります。
    スライドーショーの表示状態では[H]キーで操作のヘルプ、[Esc]キーでスライドショーの中止が行われます。


ラベルの設定

Bridgeでは、ユーザーが大量のファイルを効率的に扱えるようにするため、レーティングなどによるラベル設定が可能です。

  1. 適当なファイルを選択し、[ラベル]メニューから[★★★★]を選択します。



  2. 選択したファイルのコンテンツ表示に、星印がつきます。



  3. 設定されたレーティングやラベルは、表示の際の条件に使用できます。
    「フィルタ」タブ(標準では画面左に表示)で「レーティング」にある「★★★★」マークの部分をクリックします。



  4. 条件に合致するファイルだけが表示されます。



    ヒント:「フィルタ」タブのすぐ横にある「ファイル名を基準に並べ替え」や「▲」マークは、コンテンツ表示の並べ替え順です。クリックで変更できます。




ワークスペースの切り替え

Bridgeの表示状態は、Photoshopのワークスペース同様、簡単に切り替えたり、保存したりすることが可能です。

  1. [ウィンドウ]メニューの[ワークスペース]から[メタデータフォーカス]を選択します。
    ウィンドウの表示形式は、ファイルの詳細を表示する「メタデータ」のパレットが大きく表示される形式に変化します。



  2. [ウィンドウ]メニューの[ワークスペース]から[初期設定のワークスペースにリセット]を選択します。表示状態は、セットアップ時の状態になります。



    ヒント:現在のワークスペースを保存するには、[ウィンドウ]メニューの[ワークスペース]から[ワークスペースを保存...]を選択します。



★今回のまとめ★
Bridgeには大量の画像ファイルを効率的に扱うための機能があります。
今回は次の内容を学習しました。





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