色かぶりの除去

作成:2009/05/09
改訂:----/--/--




Photoshop講座へ戻る ホームページへ戻る

改訂履歴 2009/05/09 初版


色かぶりの除去
「色かぶり」とは、画像が全体的に特定の色で覆われたようにみえる状態です。
人間の目には白色にみえても、物理的にはそうでない場合があります。たとえば人間の目には白色に見える蛍光灯には緑色の成分があり、カメラのホワイトバランス設定が合っていないと、緑がかった写真ができます。撮影時に周囲の色が反射して色かぶりすることもあります。この除去にはいくつかの方法があります。

室内の照明で撮影したため、黄緑がかった画像、今回のサンプルにします。
本来、壁の部分は白色です。


  1. イメージ]メニューの[色調補正]から[自動カラー補正]を実行します。
    これがいちばん簡便な方法です。一発でかなり色かぶりが取れました。



  2. 色調補正パネルの、トーンカーブ。
    この場合、(a)今回は主にブルーのトーンカーブを直接操作するか、(b)パネル内の[自動補正]ボタンを利用するか、(c)スポイトで画像内のポイントを指定するか、手段がいくつかあります。
    次は、(c)スポイトを使った例です。


    (1)白色点のスポイトで、画像でいちばん明るいと思われる部分をクリックします。



    (2)黒点のスポイトで、画像のいちばん暗いと思われる部分をクリックします。



    (3)グレー点のスポイトで、画像の中間の明るさと思われる部分をクリックします。



  3. 色調補正パネルのレンズフィルタ。ブルーを指定して、適用量を調整すると、色かぶりが取れてきます。







Photoshop講座へ戻る ホームページへ戻る

www.fmod.jp