スマートシャープ
作成:2009/05/16
改訂:YYYY/MM/DD
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改訂履歴 2009/05/16 初版
スマートシャープ
詳細な設定で利用できる「スマートシャープ」フィルタがあります。
対象になるファイルを開きます。
[フィルタ]メニューの[シャープ]から[スマートシャープ]を選択します。次のようなダイアログボックスが表示されます。
USM(アンシャープマスク)と似ていますが、こちらは「除去」(ぼかし(ガウス)=USMと同じ)でシャープにする際のアルゴリズムを選択でき、「精細」オプションでより正確なシャープを実行できます。
たとえば、 「ぼかし(移動)」では、カメラや被写体が動いた場合のぼかしを除去できます。
「詳細」をクリックすると、さらに「シャドウ」と「ハイライト」のタブが現れます。
「シャドウ」では、画像の暗い部分のシャープ効果をコントロールできます。
・「補正量」=シャープの補正量
・「諧調の幅」=小さい値を設定すると、より暗い部分だけに調整が適用されます
・「半径」=シャープにする領域の大きさ
逆に「ハイライト」では、画像の明るい部分のシャープ効果をコントロールできます。
・「補正量」=シャープの補正量
・「諧調の幅」=小さい値を設定すると、
より明るい部分
だけに調整が適用されます
・「半径」=シャープにする領域の大きさ
今回は、詳細設定の効果をみるため、「シャープ」で量に「300」、半径に「3」を指定し、わざと値を大きくして極端な状態にしてみます。画像はシャープになりすぎて、荒れた状態になっています。
「シャドウ」タブを開いて、補正量「80」、諧調の幅「50」にしてみます。効果が少し打ち消されているのがわかります。
さらに「ハイライト」タブを開いて、補正量「100」、階調の幅に「50」を指定します。
結果は次のようになります。
←補正前
←補正後
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