[編集]メニューの[変形]にある各種のコマンドを利用すると、画像の変形が可能です。
- 適当な画像ファイルを開きます。
- 練習用に、Ctrl+Jキー(Mac:Cmd+Jキー)を押して、背景をコピーした「レイヤー1」を作成してください。また、「背景」レイヤーは、目玉マークをクリックして非表示にしておきます。
- [編集]メニューの[変形]から[拡大・縮小]を選択します。辺と角の部分にハンドル(□マーク)が表示されるので、これをドラッグします。画像が拡大または縮小されます。
角のハンドルは、Shiftキーを押しながらドラッグすると、縦横の比率を保持した状態で操作できます。
Enterキーで確定、Escキーでキャンセルできます。
- 次に[編集]メニューの[変形]から[遠近法]を選んでみます。この場合、ハンドルを操作すると、台形または平行四辺形状に変形されます。
- 次に、[編集]メニューの[変形]から[回転]を選んでみます。この場合は、ドラッグ操作で画像が回転します。
- ハンドルが表示されている状態のまま、ツールオプションバーで「基準点の位置」を左端下にしてみます。この状態で回転させると、領域の左端下を基準に回転が行われるのがわかります。
ヒント:基準点の位置は、画像の上の「」(通常は真ん中にあります)をドラッグ操作することで任意の位置に設定することも可能です。
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- [編集]メニューの[自由変形]を選択します。ハンドルが表示されるので操作してみると、基本的には拡大・縮小と同じ動作になるのがわかります。
ただし、ハンドルの外側でドラッグすると「回転」、Ctrlキー(Mac:Cmdキー)を押しながらドラッグすると、自在に変形できます。
ヒント:変形にはこの他にも、時計回りまたは反時計回りの90度回転、180度回転、水平垂直方向へ反転、ゆがみ(斜めに変形させる)、自由な形に(角のハンドルを自由な位置に動かせる)などがあります。
(1)[編集]→[変形]→[90度回転(時計回り)]。アクティブなレイヤーにのみ、回転が実行されます。
また、画像ファイル全体を回転させる場合は、[イメージ]メニューにある[カンバスの回転]の各コマンドが利用できます。
(2)[イメージ]→[カンバスの回転]→[90度回転(時計回り)]。ファイルの画像すべてが、たとえ非表示のレイヤーでも、回転します。
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