出力解像度を変更する
作成:2009/05/21
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改訂履歴:2009/05/21 初版
出力解像度を変更する
Webデザインなど、画面上で画像を扱う場合はそれほど意識する必要はありませんが、いざ、紙に印刷するとなった場合、出力時の解像度をよく考えなければなりません。
適当な画像ファイルを開きます。
ここでは素材集、「素材辞典フォトバイブル20000」から、ひとつ素材写真を開いてみました。
[イメージ]→[画像解像度..]を選択します。
現在、この画像で設定されている、解像度の情報が表示されます。
この素材ではドキュメントのサイズが「72」(pxel/inch、dpiとほぼ同じ意味)となっていますが、この解像度のまま印刷すると、まず間違いなく、写真はぼやけた印象になります。
ぼやけた印刷を防ぐには、解像度を高くする=解像度の数値を大きくして、印刷時の情報量を増やす、ということになります。
ここでは、解像度を「150」に設定してみます(実際の商業用印刷物では350程度の値が用いられます)。このとき
、「画像の再サンプル」のオプションはチェックを外します
。
幅と高さのサイズは自動的に調整されます。解像度を高くした場合は、いわば情報をぎゅっと押し込める感じになるため、小さくなります。
ここでは、幅と高さがそれぞれ、約226→108mm、約170→81mmと変化しました。
実際の印刷ではこれも考慮する必要があります。
[OK]ボタンをクリックして完了です。
画面上のピクセル数は変更されていませんので、見た目ではなんら変化はありません。
ヒント:市販されている素材集の中には商業用印刷での使用を前提として、あらかじめ350pixel/inch程度の高解像度でデータが作成されているものもあります。
素材集をお買い求めになるときは、そのデータの使用目的(Web用か印刷用かなど)を確認してください。
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