Photoshopのパターンは、単に定義された画像をタイル上に配置するだけです。このため、シームレス(境目のない)パターンを作り出すには、少し工夫が必要になります。ここでは、簡単にできる、木材パターンの例を紹介します。
- 新規に200×200ピクセルの画像を作成し、全体を薄い茶色(#cea972)で塗りつぶします。
- [フィルタ]メニューの[ノイズ]から[ノイズを加える...]を選択し、適用量「20」、分布方法「均等に配布」、グレースケールノイズ「オン」にして適用します。
- [フィルタ]メニューの[ぼかし]から[ぼかし(移動)...]を選択し、角度「0」、移動量「300」で適用します。
- [フィルタ]メニューの[その他]から[スクロール...]を選択し、水平方向「100」、垂直方向「100」、未定義領域「ラップアラウンド(巻き戻す)」で適用します。
つぎめがまんなかにみえてきます。
- 再び、[フィルタ]メニューの[ぼかし]から[ぼかし(移動)...]を選択し、角度「0」、移動量「300」で適用します。
- 出来上がったパターンを、[編集]メニューの[パターンを定義...]で定義します。
ここでは「木目パターン」としてみました。
- 「木目パターン」を[編集]メニューの[塗りつぶし...]で使うと、境目はほぼわからない状態になります。
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