アクションの記録

作成:2009/07/11




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改訂履歴 2009/07/11 初版


アクションの記録

ここでは、オリジナルのアクションを記録してみます。

  1. アクションパレットを開き、パレット下部の[新規セットを作成]()ボタンをクリックして、新規のセットを作ります。
    名前は「TestAction」とします。



  2. 今回は「選択範囲がある状態から実行するアクション」を作成してみます。選択ツールで画像に適当な選択範囲を作成しておいてください。

    ヒント:アクションの再生では、基本的に記録中に行った操作をそのまま再現します。従って、使う人にとってより自由度の高いアクションを作るには、画像の作成から適用範囲を選択するまでの操作はアクションに含めないほうがよいと思います。


  3. セットの中にアクション記録を開始します。パレット上の[新規アクションを作成]()ボタンをクリックします。
    ダイアログボックスが表示されるので、名称を「テスト」としてから、[記録]をクリックします。



  4. アクションの記録が開始されます。今回は次のように操作してみます。



    1. [レイヤー]メニューの[新規レイヤー]から[レイヤー...]を選択し、[OK]をクリック

    2. [編集]メニューの[塗りつぶし...]を使用:50%グレーで実行

    3. [レイヤー]メニューの[レイヤースタイル]から[ベベルとエンボス...]を選択し、[OK]をクリック

    4. [選択範囲]メニューから[選択を解除]を実行


  5. 操作の結果はつぎのようになります。



  6. アクションパレットの[再生/記録を中止]()ボタンをクリックして記録を完了します。


  7. 最後に動作チェックをします。
    新規のファイルを作成し、選択範囲(記録時とは別のものでもかまいません)を作成してからアクションパレットで「テスト」を選び、パレット下の実行ボタン([選択項目を再生])で実行します。






モーダルウィンドウによる対話処理

Photoshopでいう「モーダルウィンドウ」とは、ユーザーと対話的に処理するウィンドウを指します。

先に作成した「テスト」アクションに含まれている「現在のレイヤーの設定・・・」の先頭部分をクリックするとグレーの小さなウィンドウマークが表示されます(もう一度クリックすると解除されます)。
同時にこのアクションとアクションセットにも赤色の小さなウィンドウマークが表示されます。


この設定を行った後、「テスト」を実行すると、レイヤー効果の処理時にダイアログボックスが表示されるようになります。



アクションをファイルに保存する

アクションはセット単位でファイルに格納できます。規定値では、Photoshopをインストールしたフォルダの、「Action」フォルダに格納されます。

Windowsでは拡張子.atnのファイルとなります。


保存したアクションファイルは、アクションパレットのメニューにある[アクション読み込み...]読み込むことができます。





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