改訂履歴　2010/08/10　初版

新規レイヤーの作成と基本操作

レイヤーは、画像に仮想的な透明フィルムを被せることで、複雑な合成を可能にしているものです。
原則的に個々のレイヤーは独立して操作されるため、他のレイヤーの画像に影響を与えることがありません。

1. 練習用にファイルを開きます。
   
   
   
   
2. レイヤーパネルを表示します（画面上にみあたらない場合は、［ウィンドウ］→［レイヤー］を選択してます）。
   レイヤーパネルの下のほうにある「新規レイヤーを作成」ボタンをクリックして、新規のレイヤーを追加します。
   
   
   
   
3. レイヤーの機能を試してみましょう。
   レイヤーパネルには自動的に「レイヤー1」が作成されて、アクティブになります。
   
   
   
   
4. ブラシツールで、画像に適当に図形を描いてみます。
   
   
   
   
5. レイヤーを一時的に非表示にしてみます。
   レイヤーパネルで「レイヤー１」の目玉マークをクリックします。背景の画像だけが見えるようになります。
   
   
   
   
6. レイヤーは不透明度を設定することで、透過させることもできます。
   「レイヤー１」の目玉マークをクリックして表示状態にし、今度は不透明度を「３０」まで下げてみます。「レイヤー１」の図形は半透明になります。
   
   
   
   
7. レイヤーを「ロック」してみましょう。レイヤーパネルで、「透明ピクセルをロック」をオンにして、レイヤーに描画しようとしても、透明部分には描画できません。
   
   
   
   
8. レイヤーを削除する場合は、レイヤーパネルでレイヤーを右クリックして［レイヤーを削除］を選択するか、レイヤーパネル右下の「レイヤーを削除」アイコンにドラッグ＆ドロップ、またはクリックします。
   
   
   
   

   ヒント：「塗り」の不透明度は、レイヤーにスタイルを設定したとき、そのスタイル効果以外の部分の不透明度を調整するものです。

   レイヤースタイル（［レイヤー］→［レイヤースタイル］→［ベベルとエンボス...］）を設定し、塗りの不透明度を下げたところ。