色かぶりの除去
作成:2010/08/11
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改訂履歴 2010/08/11 初版
色かぶりの除去
「色かぶり」とは、画像が全体的に特定の色で覆われたようにみえる状態です。
人間の目には白色にみえても、物理的にはそうでない場合があります。たとえば人間の目には白色に見える蛍光灯には緑色の成分があり、カメラのホワイトバランス設定が合っていないと、緑がかった写真ができます。撮影時に周囲の色が反射して色かぶりすることもあります。この除去にはいくつかの方法があります。
室内の照明で撮影したため、黄緑がかった画像、今回のサンプルにします。
本来、壁の部分は白色です。
[イメージ]メニューの[自動カラー補正]を実行します。
これがいちばん簡便な方法です。一発でかなり色かぶりが取れました。
色調補正パネルの、トーンカーブ。
この場合、
(a)今回は主にブルーのトーンカーブを直接操作するか、
(b)パネル内の[自動補正]ボタンを利用するか、
(c)スポイトで画像内のポイントを指定するか、
手段がいくつかあります。次は、(c)スポイトを使った例です。
(1)白色点のスポイトで、画像でいちばん明るいと思われる部分をクリックします。
(2)黒点のスポイトで、画像のいちばん暗いと思われる部分をクリックします。
(3)グレー点のスポイトで、画像の中間の明るさと思われる部分をクリックします。
色調補正パネルのレンズフィルター。ブルーを指定して、適用量を調整すると、色かぶりが取れてきます。
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