スマートフィルターを使うと、フィルター効果をレイヤーのように扱えます。
もとの画像を破壊せずに効果を適用・解除し、あとで調整することも可能です。
- 練習用に画像を開きます。
この時点ではレイヤーは「背景」のみです。
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- [フィルター]メニューの[スマートフィルター用に変換]を選択します。次のような警告が表示されますので、[OK]で続行します。

- この操作によって、作業中のレイヤーがスマートオブジェクト(独立したファイルのようなもの)になります。
今回の場合、背景レイヤーは「レイヤー0」となり、レイヤーパネルには「スマートオブジェクトサムネール」(右下に小さな□が表示される)として表示されます。
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- フィルターを適用してみます。ここでは、次の2つのフィルターを、それぞれ規定値で適用しました。
(1)[フィルター]→[ピクセレート]→[カラーハーフトーン]
(2)[フィルター]→[表現手法]→[エッジの光彩]
レイヤーパレットを観察すると、「スマートフィルター」の下に適用したフィルタの名前が表示されています。
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- レイヤーパレットで、「カラーハーフトーン」の部分をドラッグして順序を変えてみます。見え方が変わるはずです。

- 「カラーハーフトーン」の目玉マークをクリックすると、フィルタ効果は見えなくなります。

- 次にスマートフィルターマスクを試してみます。
「カラーハーフトーン」の目玉マークをクリックして表示させてから、レイヤーパレットの「スマートフィルター」(これがマスクです)をクリックして選択し、ブラシで編集すると、フィルター効果がマスクされます。
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