クリッピングパスとは、画像の切り抜きに使用されるパスのことです。
Photoshopでクリッピングパスを作成しておくと、Illustratorなどの対応ソフトで、画像が切り抜かれたようになります。
- 作業用パスを作成します。
ここでは、飛行機の周りを囲むようにパスを作成して、飛行機を切り抜きます。
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- 作業用パスを[新規パスを作成]ボタンにドラッグ&ドロップして「パス1」にします。

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- パスパレットのメニュー(パレット右上の三角マークをクリック)から「クリッピングパス...」を選択し、そのまま[OK]をクリックします。

画像そのものに変化はありませんが、パスパレットの文字が白抜き文字になります。
- [ファイル]メニューの[別名で保存...]を選択し、フォーマット(形式)に「PhotoshopEPS」を選択して保存します(この後にダイアログボックスが表示された場合は、そのまま[OK]で続行してください)。
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- 他のレイアウトソフトでファイルを読み込んみると、背景部分が切り抜かれているように見えるはずです。
下図は、AppleのiWorkにあるワープロソフト「Pages」で読み込んだ例です。

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