クサナギヒメタンポタケ Kusanagihimetanpotake
Metarhizium kusanagiense (Kobayasi & Shimizu) Kepler, S. A. Rehner & Humber, Mycologia, 13-319, vol. 106/ 4/ 811, 2014. 
Synonym;
Metacordyceps kusanagiensis (Kobayasi & Shimizu) Kepler, G-.H. Sung & Spatafora, Mycologia,vol.104. pp.182-197, 2012. 
Cordyceps kusanagiensis Kobayasi & Simizu, Bull. Natn. Sci. Mus. Tokyo, Ser.B, 9:7, 1983.
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Ascomycota / Pezizomycotina / Sordariomycetes / Hypocreomycetidae / Hypocreales / Clavicipitaceae / Metarhizium

1999年5月 長岡京市 May 1999. Nagaokakyo
5月〜6月、 林内地上に発生する。出水などで流されて土砂に埋まった蛾の繭から1〜数本のタンポ状の子実体を出す。長さ1〜3cm。頭部は不規則な卵型、高さ5〜10mm、直径3〜7mm。結実部は白色で後に淡黄褐色を帯びる。子嚢果は斜埋生、後に突出し半裸生となる。淡黄褐色。柄は不規則な円筒状で径2〜3mm、白色で後に淡黄褐色を帯びる。山形県草薙温泉の特産とされていたが、1999年、京都東山、長岡京、奈良でほぼ同時期にみつかった。
現在、関西各地で見つかっている。やや稀。

2000年5月 長岡京市 May 2000. Nagaokakyo

1999年5月 長岡京市 May 199x. Nagaokakyo

2004年4月20日 長岡京市 Apr. 2004. Nagaokakyo
未熟個体は真っ白。

2004年5月6日 長岡京市 May 2004. Nagaokakyo

子嚢胞子 ascospore
●参考文献 References (1), (2), (3), (4),

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