オサムシタケ Osamusitake
Tilachlidiopsis nigra Yakusiji & Kumazawa * , Bot. Mag. Tokyo 44: 461, 1930.
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Ascomycota / Pezizomycotina / Sordariomycetes / Hypocreomycetidae / Hypocreales / Ophiocordycipitaceae / anamorph of Ophiocordyceps?

2002年6月 東京都渋谷区 Jun. 2002. Tokyo
6〜8月、寺社や公園などの混淆林内の裸地や道沿いの土手に発生する。寄主(ホストは甲虫類(オサムシ)の幼虫、蛹、成虫。東京ではアオオサムシ、関西ではヤコンオサムシ、マヤサンオサムシなど。寄主の各部分から黒い針金状の柄を数本伸ばし、その先端近くに白い虫ピン状の分生子柄を無数につける。普通種とされるが京都市近辺には分布しない。東京では都心部の緑地でも見られる。
* 本種はオサムシタンポタケOphiocordyceps entomorrhiza のアナモルフ(無性時代)とされているが、Tilachlidiopsis属は担子菌のアナモルフなので虫草の仲間のアナモルフにはなり得ない。海外ではOphiocordyceps entomorrhizaのanamorphはHirustella eleutheratorum (Nees) Petchとするのが一般的であるが、これが本種と同じかどうかは未確認。また、アナモルフではなく重複寄生菌とする説もある。

幼虫生 2002年6月 東京都文京区 Jun. 2002. Tokyo

蛹生 2002年6月 東京都文京区 Jun. 2002. Tokyo

2002年6月 東京都渋谷区 Jun. 2002. Tokyo

2002年6月 川崎市 Jun. 2002. Kawasaki

2003年9月 宮津市 Sep. 2003. Miyazu

2003年9月 宮津市 Sep. 2003. Miyazu

分生子柄 conidiophores

分生子 conidia
●参考文献 References (2), (3), (4), (5),

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