オサムシタンポタケ・オサムシタケ Osamusitanpotake, Osamusitake |
Ophiocordyceps entomorrhiza (Dicks.) G.H. Sung, J.M. Sung, Hywel-Jones & Spatafora, Studies in Mycology 57: 42. 2007. |
Synonym; Sphaeria entomorrhiza Dicks., Fasc. pl. crypt. brit. (London) 1: 22, tab. 3, s. 3, 1785. Cordyceps entomorrhiza (Dicks.) Fr., Obs. Mycol. 2: 317. 1818. Hirsutella eleutheratorum (Nees) Petch, Naturalist: 45. 1932. Tilachlidiopsis nigra Yakush. & Kumaz., Bot. Mag., Tokyo 44: 461. 1930. etc. |
. Ascomycota / Pezizomycotina / Sordariomycetes / Hypocreomycetidae / Hypocreales / Ophiocordycipitaceae / Ophiocordyceps |
Teleomorph; オサムシタンポタケ | |
2004年7月 八王子市 Jul. 2004. Hachiohji |
2004年7月 八王子市 Jul. 2004. Hachiohji |
(このオサムシタンポタケは東京の広尾山荘さん(中島さん)からいただいたものです。) |
6ー8月、 寺社や公園などの混淆林内の裸地や道沿いの土手に発生する。地中のオサムシの成虫や幼虫の頭部や尾部等から1ー数本の黒い針金状の柄を伸ばしその先端に球状の頭部を付ける。地上部は2ー5cm。頭部は長さ4ー8mm、直径3ー5mmの球型で淡紫褐色。子嚢果は埋生で半球状に微突出する。柄は円筒状で繊維質、径1ー2mmほどで、頭部との境界は明瞭。柄の中間部に虫ピン状の分生子柄を生ずる。 |
幼虫生 2004年7月 八王子市 Jul. 2004. Hachiohji |
結実部 |
Anamorph; オサムシタケ |
2002年6月 東京都渋谷区 Jun. 2002. Tokyo |
6ー8月、寺社や公園などの混淆林内の裸地や道沿いの土手に発生する。寄主(ホストは甲虫類(オサムシ)の幼虫、蛹、成虫。東京ではアオオサムシ、関西ではヤコンオサムシ、マヤサンオサムシなど。寄主の各部分から黒い針金状の柄を数本伸ばし、その先端近くに白い虫ピン状の分生子柄を無数につける。普通種とされるが京都市近辺には分布しない。東京では都心部の緑地でも見られる。 |
幼虫生 2002年6月 東京都文京区 Jun. 2002. Tokyo |
蛹生 2002年6月 東京都文京区 Jun. 2002. Tokyo |
2002年6月 東京都渋谷区 Jun. 2002. Tokyo |
2002年6月 川崎市 Jun. 2002. Kawasaki |
2003年9月 宮津市 Sep. 2003. Miyazu |
2003年9月 宮津市 Sep. 2003. Miyazu |
分生子柄 conidiophores |
分生子 conidia |
●参考文献 References (1), (2), (3), (4), (5), (10), |