Softpointer(Japanese)

Softpointer


BLINUX-LIST がお届けする
視覚障害者のための Linux ソフトウェアリスト


last updated December 30, 1997
これは BLINUX-LISTのソフトポインターファイルのハイパーテキスト版です。
Hans Zocki zocki@goldfish.cube.netが作成し、
Gregory J. Rosmaita, oedipus@leb.netが維持しています。
  • このファイルのオリジナルはSoftpointer(English)です。

  • このファイルの日本語テキスト版はこちらから入手できます。

    日本語訳は中谷千絵
    jeanne@mbox.kyoto-inet.or.jp
    98/12/09

  • Blinux Project のメインページ(英語版)はこちらです。
  • Blinux Project の日本語版目次ページは こちらです。

    
    

    目次

    1. 視覚障害者用 Linux サポートについての情報>/a> 2. 視覚障害者が Linux を使えるように支援するソフトウェア 3. 視覚障害の linux サポートを強化するために改変出来るソフトウェア 4. ハイパーテキスト形式の Softpointer ファイル
    注意:この文書で取り上げたユーティリティとアプリケーションは BLINUX の FTP アーカイブから入手出来ます。 ftp://leb.net/pub/blinux

    Part 1 視覚障害者の Linux サポートについての役立つ情報

    ITEM 1.1 Linux Access-HOWTO 著者:Michael De La Rue Linux Access-HOWTO は Linux 環境のもとで視覚障害者支援を行なうすべて の人にとって、とても良い糸口になるものです。 Linux Access HOWTO は Linux でユーザー補助技術を使う方法について網羅しています。特に、何か別 の事情があって Linux を使うことが出来なかった人に Linux を使ってもらえ るようにする方法を述べています。また、より一般的なユーザー補助に、 Linux を応用できるような分野に付いてもカバーしています。 Linux Access-HOWTO は BLINUX DOCUMENTATION PROJECT のアノニマス FTP アー カイブからプレーンアスキーフォーマットでも入手出来ます。 ftp://leb.net html 版は以下のところにあります。 http://leb.net/blinux/accessdoc.html あるいは e-mail でも入手出来ます。 Linux Access-HOWTO を email で受け取るには、 blinux-list-request@redhat.com 宛に、 次のような subject 行のメッセージを送ってください。 to: blinux-list-request@redhat.com 訳注:日本語訳は以下のところにあります。 ITEM 1.2: Emacspeak-HOWTO.txt 著者 Jim Van Zandt  Emacspeak HOWTO は、視覚障害のユーザがビデオディスプレイのかわりに音 声合成装置で Linux を使用する方法について詳細にわかりやすく記述していま す。ご使用の PC で Linux を運用する方法、音声出力をセットアップする方 法、そして、Unix について学ぶ方法について助言をしています。この文書の html 版は次のところにあります。 http://leb.net/blinux/Emacspeak-HOWTO.html プレーンテキスト版は ftp://leb.net の /pub/blinux/doc にあります。 Emacspeak-HOWTO の プレーンアスキー版の最新版は、 1997 年 12 月 14 日です。 ITEM 1.3: The Emacspeak User's Guide: doc/emacspeak.html.gz (41k) 著者 T.V. Raman and Jim Van Zandt 「Emacspeak ユーザーズガイド」emacspeak.html.gzは、わかりやすく詳 細に書かれている html 版のマニュアルです。このファイルは、次のところで、 オンラインで直接利用することも出来ます。      http://leb.net/blinux/emacspeak.html テキスト版は ftp://leb.net の/pub/blinux/doc に置かれています。

    PART 2: 視覚障害者が Linux を使用出来るように支援するソフトウェア

    ITEM 2.1: abt320-3.0.bin.tar.gz Alva 点字用端末のための Jos Lemmens のドライバです。 abt3 20 バイナリーはファームウエア 010495 以降の点字端末を対象としてい ます。古い版のファームウエアをお使いなら、<jlemmens@inter.nl.net> に連絡してください。この版はあなたがお使いのテ キスト音声変換ソフトと abt320(1997/7/14 のリリース版)を連動するスクリー ンリーディングオプションを持っています。 ITEM 2.2: brltty-1.0.2.tar.gz BRLTTY は点字ディスプレイ BRLTTY を使用している視覚障害者に Unix コン ソールにアクセス出来るようにするデーモンです。PC または DEC Alpha 上で 動く Linux (kernel 1.1.92 以降)用。X と graphics は使えません。 点字ディスプレイ(シリアル接続のみ)は次のものがサポート済:
      + Tieman B.V.: CombiBraille 25/45/85; + Alva B.V.: ABT3xx series; + Telesensory Systems Inc.: PowerBraille 40 (not 65/80), + Navigator 20/40/80 (最新のファームウエアのみサポート?).
    ITEM 2.3: Emacspeak 98: emacspeak-7.0.tgz Emacspeak-98 別名 Emacspeak version 7.0と呼ばれるものは、おもに Emacs での音声出力拡張機能を改良したものです。旧版同様、Emacspeak-97++、 Emacspeak 98 はInterActive Accessibility technology (IAA )を採用してお り、インターネット用音声デスクトップ (Internet-ready audio desktop)と いうのは、ディスクトップ上で、Web の連続的な閲覧(サーフィン)やメッセー ジの交換が出来るというようなインターネットの技術を完全に統合しています。 このようなものを使用することで、多くの 32 と 64 ビットオペレーティン グシステムで視覚障害ユーザに音声でのフィードバックを完全にします。 Dectalkオーディオディスクトップで、Web の連続的な閲覧(サーフィン)や電 子メールのようなインターネットのあらゆる機能を利用できるようにすること で、Emacspeak は十分に統合整備されたユーザインターフェースを使用してロー カルおよびリモートの情報に音声アクセスを可能にします。Dectalk 音声合成 装置あるいは Emacspeak ドライバが必要です。 このリリース版のおもな強化点
    1. 次のようなことがより強化されています。 a 接頭語の認識 b 柔軟な辞書カスタマイズ機能 c レジューム機能 d より高速のオーディオフォーマットに関しては低速での音声ロック。 e アウトラインサポートを強化。
    2. 五目(gomoku) とテトリスなどのゲームをサポート
    3. リモート作業をさらにサポート
    4. 多くの主要モードを追加
    5. 最新の Emacs 20 を前もってサポート
    6. WWW ACSS (連続するページの聞き取り)をサポート
    7. リッチテキストについてオーディオ形式にフォーマットした出力
    8. 読みあげ表に関してのサポートを強化。
    9. ISO Latin 文字 を使用する音声をサポート
    10. Emacs widget ライブラリについて音声をサポート
    11. SGML モードをサポート
    12. 自動的に表示されるユーザマニュアル( Jim Van Zandt に感謝)
    13. パワフルなスプレッドシートアプリケーションである DISIMAL をサポート (注:dismal-1.04.tar.gz はここのアーカイブにあります。)
    14. さらに多くの機能が強化されています。
    歴史:Emacspeak-98 (Labrador) は Emacs に音声出力拡張に関しておもに改 良されたものです。 Emacspeak-95 (code named Illinois) は UNIX ワークステー ションでの最初の完全な音声インターフェースとして 1995 年 5 月にインター ネット上で公開されました。Emacspeak-96 (code named Egypt)はその後のリ リース版で、1996 年 5 月にインターフェースへの重要な強化がなされました。 Emacspeak-97 (Tennessee) は真のオーディオディスクトップとしてさらに進 化したものです。Emacspeak-98 はインターネット機能を統合することで、ま ず第一に完全に対話的な音声機能を可能にした WebTop を提供するためにさら に進んだものになっています。 詳細な情報については Emacspeak のホームページをご覧ください。 URL は次のところです。 http://cs.cornell.edu/home/raman/emacspeak Emacspeak-98 のリリースノートは次のところです。 http://cs.cornell.edu/home/raman/emacspeak/release.html Emacspeak はアノニマス ftp からも入手できます。 ftp://cs.cornell.edu/pub/raman/emacspeak ITEM 2.4: http://leb.net/pub/blinux/emacspeak/blinux/emacspeak-6.0-2.i386.rpm Emacspeak 6.0 (1997/10/27 にリリースされた版)対象の Jim Van Zand の RedHat パッケージマネジャー(rpm)です。jrv@vanzandt.mv.com に意見を 送ってください。 ITEM 2.5: emacspeak/blinux/emacspeak-bs-0.3.tar.gz Braille'n Speak 、 Braille Lite、そして Type 'n Speak を対象にしたJimVan Zandt のα版 Emacspeak ドライバです。 注意:このドライバの最初の版は 1.1 となっています。しかし、 DoubleTalk ドライバよりも完成度が低いので、Jim はその完成度を反映するバージョンナ ンバーを Braille 'n Speak でまた元に戻すことにしました。 この版での機能的な変更は、多重音声のように見せかけるために周波数とピッ チコードが使用されていることだけです。(エラーがありますが、前版は DECtalk のコマンドを音声に変換するために音声を出力します。) Jim の最初のお知らせでは、ドライバを試用した時、コンピュータと Braille 'n Speak はシリアルポートの速度があわないことを発見していると報告して いました。デバイスの制作者 Deane Blazie からの助言で、要求する速度の2 倍でシリアルポートを設定している版もあります。最新のファームウエアをイ ンストールすればこれは修正されます。そのうちに、あなたはうまくいく設定 を経験で見つけ出すでしょう。ドライバはコンピュータのシリアル速度を 19200 bps に設定します。 もっと詳しい情報は次のところにあります。 http://leb.net/blinux/betas.html にご意見をどうぞ。 ITEM 2.6: emacspeak/blinux/emacspeak-dt-0.27.tar.gz DoubleTalk LT (外付け)、DoubleTalk PC(内蔵)、LiteTalk(パラレルとシ リアル)合成装置を対象とした Jim Van Zandt の Emacspeak の β版ドライバ です。 LiteTalk はトーンコマンドでクラッシュするので、現在のドライバはトーン コマンドが実行されるかどうかを決めるのに interrogate() の結果を使用し ています。(この終了現象の追跡のために Dave Cohen に感謝します。) 新リリース版においては入力前にリターンキーの操作を無効に変換するものも あります。句読モードが "all" に設定されていると、余分の" リターンキー入力" を無視するものもあります。 この版ではインターフェースのバグも修正しています。 DoubleTalk の文書 では、テキスト文書はヌル文字か改行文字がデバイスに入って初めて音声化さ れると述べています。したがって、テキストの最初に Clear コマンド( control-X )が入力されると、あとに続くテキストは音声化されません。句読 モード設定のデバイスコマンドでもそうなってしまうことがわかりました。 現在のドライバは、デバイスコマンドの最後に改行文字を必要とするように なりました。これによって以前には動かなかった機能が使えるようになりま した。例えばカーソルを空行に入れても音声が出せるようになっています。 前版についてのバグ修正: 1) 句読モードを "all" に設定すると、DoubleTalk はDoubleTalk は 前方向へのスラッシュ("/") や、その他以前の版では音声化されなかった ような文字も音声化します。 2) 速い速度でタイピングしてもドライバが死ぬことはありません。 3) /dev/dtlk で特殊なデバイスファイルを見つけます。 4) メモリーリーク除去 5) 古いデバイスの -V スイッチに対する反応を許してしまっていた マイナーなコードを一掃。 既知のバグ: 1) Emacspeak は 句読モードを "all" と "some" あるいは "none" にする ことを勧めていますが、これは DoubleTalk PC では効果がありません。 このドライバは 1997 年 10 月 27 日にリリースされたもので、 Emacspeak の 6.0 とそれより前版をサポートしています。0.22 より古い emacspeak-dt 版をお使いの方はアップグレードしなくてはいけません。この版はより強化さ れて安定しています。このドライバについては、Jim Van Zandt に連絡をしてください。 訳注:この項の詳細は Emacspeak HOWTO を見てください。 Emacspeak HOWTO の最後に添付されている FAQ が参考になります。 ITEM 2.6.1: http://leb.net/pub/blinux/emacspeak/blinux/emacspeak-dt-0.27-1.i386.rpm Emacspeak (27 October 1997 のリリース版)の Jim Van Zandt の DoubleTalk/LiteTalk ドライバの rpm です。 ITEM 2.6.2: http://leb.net/pub/blinux/emacspeak/blinux/emacspeak-dt_0.26-1_i386.deb Emacspeak (27 October 1997 のリリース版)のJim Van Zandt の Debian パッ ケージ用DoubleTalk/LiteTalk ドライバです。 ITEM 2.7: dtlk-1.12.tar.gz Emacspeak で使用するための DoubleTalk PC (別名 内蔵の DoubleTalk ) 用 の Linux デバイスドライバです。このドライバはモジュールで使用するよう に書かれており、insmod でカーネルに組み込まれます。したがって、 DoubleTalk ドライバを使うためにカーネルを再構築する必要がありません。 仕様:モジュールをインストールするためのスクリプト (/usr/local/sbin/dtlk-install) を同梱しており、専用のデバイスファイルを 作成します。GNU autoconf を使って自動的に作成します。ドライバファイル とインストーラのマニュアルがあります。 既知のバグ:Emacspeak は 句読モードに "all" "some" "none" を設定する ことを勧めていますが、これは DoubleTalk PC では無効です。 質問や意見はドライバの作者 Jim Van Zandt 宛にお 願いします。 ITEM 2.8: d-exp-1.9.tar.gz DECtalk Express 用 emacspeak ドライバです。C で書かれており、 Emacspeak の著者T.V. Raman が書いたTCLインターフェースの代替品です。 GNU のコピーレフト(GNUcopyleft) で利用出来ます。 (注意:このドライバは emacspeak 6.0 とそれより古い版で動作します。) 1997/8/9 リリース版。 変更とバグ修正:バッファの取り扱いを修正。メモリーリークを除去。 ログファイル名を変更した。 emacspeak の新旧のコマンドに対応。 2行以上にわたるコマンドを受け付けます。 -V スイッチがバージョン番号を知らせるようにした。 注意: d-exp の前版のすべてのユーザはアップグレードしたほうが良いでしょう。 このドライバはより安定しています。 このドライバについては Jim Van Zandt に連絡してください。 ITEM 2.9: Morse morse-1.5.tar.gz morse は、標準入力からテキストを読み込み、それに対応する モールス符 号ををPC スピーカーに出力します。 著者 Jim Van Zandt は次のように述べ ています。" これまでモールス符号を生成しようとしばらくやってみましたが、 これは一般的な目的のための出力機構とは言えません。とりわけ、emacspeak では(まだ)動かないでしょう。現在のところ、 モールス信号一般に使われて いるのと同じ領域 (つまり他に使えるものがない領域) を埋めるものになって くれればいいと思っています。 2つの例を示します。 コマンドラインから文字列を一つ与えることができます。 morse -s "hello world" bash プロンプトに音の出る部分(ここでは r の文字)を追加 することができます。以下のようにします。 PS1="`morse -s r`$ " 詳細を記します。 + 転送が終了する前に標準入力の読み込みが可能になると、バッファは  消されて新しいテキストが代わりに転送されます。 + デフォルトの伝達速度は毎分 12 語です。文字のタイミングは Manchester 技術によって決定されます。毎分 22 より速い場合には、ドット、1文字を構 成するモールス符号間の休止文字間ポーズ(intracharacter pause)、ダッシュ、 文字と文字の間のモールス符号間の休止(intercharacter pause)と符号相互間 の休止(interword pause)の長さが、標準的な比率である 1:1:3:3:7 に維持さ れます。毎分 22 語より遅い場合は、個々の文字は毎分 22 語で渡されますが、 intercharacter pause と interword pauses はのばされます。いいかえると、 上述の時間は 1:1:3:3x:7x の比率にあるということです。 参考:http://www.jmas.co.jp/FAQs/radio/ham-radio/faq/part3 + デフォルトの音声周波数は 880 Hz(Middle C (ピアノ鍵盤中央のド) のオク ターブにある A(ラ)) です。 特殊な文字は多少低い周波数で出力されます。 + 私が使用しているマシンは 毎分 45 語を伝えているように見えますが、60 wpm では完全に失敗します(音声が重なったりする、あるいは何か別の理由)。 さらに数ミリ秒のジッターもあるので、実際に有効な速度はもっと遅くなるか もしれません。私は自分でちゃんとテストするのに十分早いコードをほとんど 聞き取ることが出来ません。お使いのマシンでは異なるかもしれませんし、使 用しているカーネルが違うかもしれません(私は 2.0.29 で試しました。) 私はいつも、とりわけ次のようなことについての報告に関心を持っています。 1, 特別な文字に対する Morse コードが見つからないと、プログラムは、低音 声周波数で文字の名前を表示します。もっとコードを提供していただけるとあ りがたいです。現在の方法を維持したほうが良いでしょうか。その方法をデフォ ルトにしたほうが良いですか? 2. 大文字に対しては音声周波数を高くしています。これは役立ちますか、それ とも混乱しますか。あるいはデフォルトであるべきですか。 3. 現在とは違った周波数をデフォルトにする方が良いでしょうか? 4. デフォルトの転送速度に満足している人が二人といるとは思えません。た くさんの人が投票してくれるようでしたら、それらの値の中央値をデフォルト にしたいと思います。 ITEM 2.10: NFB Braille Translator, version 7.48: nfbtr748.zip (200k) 高性能2級点字変換プログラムです。ascii -> 点字変換と 点字 -> ascii 変 換の両方ができます点字グラフィックはサポートしていません。Wordperfect のファイルは、まず ASCII に変換してからでないと、直接には変換できませ ん。 Supported platforms: MSDOS, Unix. (released February 6, 1997) ITEM 2.10.1: Foreign Language Tables for NFBTR: tables2.zip (17k)NFBTR 用 外国語対応表 2級点字変換ソフト nfbtr748.zip 用の新しい外国語対応表です。 新表の要約は次に記します。 + ICELAND.TAB: レイキャビック(Reykjavik)にある視覚障害者向け図書館で編 集されたアイスランド語の変換テーブル。これはこれまでのコンピュータ援助 の状況を乗り越えるとても大きな改良です。 + DANISH.TAB: デンマークの点字委員会(the Danish Braille Commission)、 によって改定された短縮点字(標準形)形式。1993 年 1月 1 日から実施された。 + SWEDISH.TAB: スウェーデン点字委員会 Swedish Braille Commission によ る短縮体系、発音と開発された特殊記号。1989 年 1 月 1 日から実施され ている。この表はこれらの変更を反映し、短縮形を含んでいます。 + NORWEG.TAB: 1979 年 ノルウェイ、オスロでの視覚障害者に関する Huseby Training Center によって確立された短縮形とガイドラインを使用したもの。 + DUTCH.TAB and DUTCH3.TAB: 現在、Nederlandse Luisteren Braille-Bibliotheek (NLBB)で使用されているドイツ語の基準は短縮形のない 形式です。しかし短縮形を持つドイツ語3級点字はオランダとベルギーでも広 く使われています。 + SPANISH2.TAB: マドリッドの O.N.C.E. からの スペイン語2級点字体系。 スペイン系アメリカの点字 この2級体系を使用する取り決めもあります。中 央および南アメリカでのほとんどの出版物は点字使用者の教育的限界のために、 まだ1級点字を使用しています。 ITEM 2.11: Screader: screader-1.3.bin.tar.gz /dev/audio で現在時刻を告げるプログラムです。 C 言語と sh シェルスクリプトがあります。 saytime.tgz の公式配布サイトは次のところです。 ftp://sunsite.unc.edu/pub/Linux/apps/sound/speech ITEM 2.12: Screader: screader-1.3.bin.tar.gz Screader は、Linux 1.1.92+ に対するJos Lemmens の新しいスクリーンリー ダーで、 Text-To-Speech package というソフトウェアを使用します。デバイ ス /dev/vcsa0 と TTS を通して入力したスクリーン情報を読み上げます。 /opt/etc/abt320/tts というファイルは、スクリーンリーダーによって使わ れる TTS の名称を持っています。このプログラムは 'screen'パッケージを修 正したものです。今後リリースするものは、'screen'に依存しないものになり ます。その時には、すべての仮想画面からスクリーンを読むことが可能になる でしょう。現在のところ、screader はカレントの画面上でだけ動作するだけ です。別の画面でscreader を使用したいなら、その画面上で再度 screader を起動させなければなりません。 このプログラムの著者であるJos Lemmens さんに報告してください。 'screen' の最新版は次のところから入手できます。 ftp://ftp.uni-erlangen.de/pub/utilities/screen/braille ITEM 2.13: W3-Access for Blind People: W3blinds1.0.tar.gz W3-Access は視覚障害者の web サービス(web サーフィン)をより簡単に出来 るようにするために作られたものです。HTML 文書の構造情報がその場で変換 され、視覚障害を持った方により簡単に読めるような形式にされます。条件と して、視覚障害を持つコンピュータユーザが、すでにスクリーンリーダーに慣 れ親しんでいることと、すでにWeb ブラウザを使っていることが必要になりま す。我々の方式はすべての Web ブラウザとスクリーンリーダーで動作します。 他にユーザー側でインストールしなければならないソフトウェアはありません。 視覚障害者のための W3-Access の最新版は以下のところにあります。 http://www.inf.ethz.ch/department/IS/ea/blinds ITEM 2.14: Speaking xmailbox: xmailbox-2.4mod.tar.gz (45k) 音声化された Xmailbox です。 xmailbox の改良版は Mihai Manolescu によって書か れました。 受け取ったメールの From 行、Subject 行 を音声化することが出 来ます。Speaking xmailbox を利用するためには以下の環境が必要です。
  • パッチされた xmailbox のソースxmailbox-2.4mod.tar.gz (70k)
  • a python インタプリタ。以下のところにあります。 ftp://ftp.python.org/pub/python/src
  • 音声出力ができるハードウエア
  • 音声合成のソフトウエア (speaking mailbox は linux 用の rsynth-2.0 を用いて作成されました。) rsynth-2.0.tgz は以下のところにあります。 ftp://leb.net/pub/blinux/ すべてのものはプラットフォームとシステム依存です。お使いの *NIX マシン が音声化能力があれば、音声合成プログラムは十分に動くはずで、 xmailbox をお使いになれるはずです。 xmailbox についての最新情報は次のところにあります。 http://bip.golana.pub.ro/~mmihai/xmb/ ITEM 2.15: xmb+say-linux.tar.gz (70k) xmailbox と say そして、ugotmail のバイナリーディストリビューションです。 これらのプログラムを使うには python インタープリタが必要です。

    PART 3: 視覚障害者支援を強化するために改編出来るソフトウエア

    ITEM 3.1: AbbotDemo-0.6-Linux.tar.gz AbbotDemo-0.6-Linux.tar.gz 話し手に依存しない連続音声認識システムです。 AbbotDemo は下記のところにあります。
  • ftp://sunsite.unc.edu/pub/Linux/apps/sound/speech/ or
  • http://sunsite.unc.edu/pub/Linux/apps/sound/speech/ ITEM 3.2: "Easy Automatic Recognition of Speech": ears-0.32.tar.gz 簡易音声自動認識 EARS パッケージは Linux システムですぐに使える単一の単語認識に特化し て設計されています。しかし、その設計は、音声認識 (SR) で使用されるすべ ての手法を用いることができるような設計がすでになされています。EARS パッ ケージは次のところにあります。
  • ftp://svr-ftp.eng.cam.ac.uk/pub/comp.speech/recognition
  • ftp://sunsite.unc.edu/pub/Linux/apps/sound/speech
  • http://sunsite.unc.edu/pub/Linux/apps/sound/speech
    EARS のホームページは次のところです。 http://www.tmt.de/~stephan/ears.html ここには EARS の最新版があり、ソースコードもダウンロードすることが出来ます。 ITEM 3.3: OggSQUISH 0.97 OggSQUISH は一般用の圧縮化デジタル音声保存フォーマットです。OggSQUISH は現在良く利用されている MPEG よりも高速で、柔軟で、高い品質を持つよう に設計されています。さらに次世代の圧縮音声フォーマットである AT&T の PAC や NTT の TwinVQ をしのぐ機能と耐久性を持っています。 OggSQUISH 0.97 についての詳細な情報は次のところにあります。 http://deskfish.cs.titech.ac.jp:8001/squish ここから tar と gzip での圧縮ファイルあるいは、 pkzip 形式のファイルで完全ソースをダウンロード出来ます。
  • * tarred-gzipped file
  • or a pkzipped file ITEM 3.4: ogi-speech.tar.gz 音声データを扱う研究用のツールです。信号操作、音声・音素・単語の分析 により、オーディオデータベースを構築する機能を持っています。これとニュー ラルネットワーク(NN) トレーナーを用いれば、ニューラルネットワークを学 ばせることもできます。 NN トレーナーはパッケージに入っています。 ogi-speech.tar.gz は次のところにあります。
  • ftp://sunsite.unc.edu/pub/Linux/apps/sound/speech/
  • or http://sunsite.unc.edu/pub/Linux/apps/sound/speech/ ITEM 3.5: rsynth-2.0.tgz テキストを音声化するシステムで、各種のコードやデータテーブルを 統合して作成されました。 rsynth-2.0.tgz は次のところにあります。
  • ftp://sunsite.unc.edu/pub/Linux/apps/sound/speech
  • http://sunsite.unc.edu/pub/Linux/apps/sound/speech
  • and ftp://svr-ftp.eng.cam.ac.uk/pub/comp.speech/synthesis ITEM 3.6: "Speak library and talking program:" speak-1.0.tar.gz 音声ライブラリと会話プログラム 英語テキストをLinux 環境でサウンドカードを使用して音声に変換するライブ ラリです。すべての音素の ".au" ファイルが供給されています。プログラム はファイル読み上げが出来るようになっています。 このファイルは次のところにあります。
  • ftp://sunsite.unc.edu/pub/Linux/apps/sound/speech/
  • or http://sunsite.unc.edu/pub/Linux/apps/sound/speech/

    PART 4: The Hypertext Softpointer

    このファイルのハイパーテキスト版も利用できます。こちらからは、 プログラムを直接ダウンロードすることもできます Softpointer のハイパーテキスト版(英文オリジナル)の URL は次のところです。
    http://leb.net/blinux/softpointer.html
    このファイルの日本語テキスト版
    pointerj.txt
    テキスト版(英文オリジナル)
    ftp://leb.net/pub/blinux/softpointer.txt

    日本語訳は中谷千絵 jeanne@mbox.kyoto-inet.or.jp 98/12/09 校正:中野さん nakano@apm.seikei.ac.jp 森本さん morimoto@marib.imagica.co.jp Hiro Sugawaraさん hiro@arkusa.com 土屋さん tsuchiya@pine.kuee.kyoto-u.ac.jp 水原さん mizuhara@coup.rim.or.jp そして JF (Japanese Linux FAQ Mailing List)の方々 にお世話になりました。

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