●場所：ひとまち交流館「第４会議室」
●主催：平和友の会・反核ネット京都
●資料代として：５００円
ジャン・ユンカーマン監督の映画「日本国憲法」を流す
「憲法９条を活かすＮＧＯ活動」 ー市民による非暴力的介入、スリランカでの経験ー
非暴力平和隊：大島みどりさん
コーヒータイム（休憩）： １５：３０〜１５：４０
「核時代を超えるビジョン・憲法9条を語る」
パネラー；
非暴力平和隊・日本理事 大島みどりさん
立命館大学国際関係学部教授 憲法学・平和学 君島東彦さん
京都大学名誉教授 物理学 田中正さん
ノーベル物理学賞を受賞した湯川秀樹博士は、人類が自らの生存をかけて「核時代」を超える最終のビジョンは、“国ごとの軍備を必要としない世界システムの樹立”にあるとして「世界連邦」をめざし、日本の憲法九条に大きな期待をよせました。
日本国憲法の平和主義を具体化するものとして、世界でおきている人権侵害、紛争、人道危機にたいして非武装の市民チームを派遣して暴力を防ごうという「非暴力平和隊」のＮＧＯ活動があります。
また今年の５月にはー公正で公平な社会をつくろうーと１０万人の市民、ＮＧＯが集まる「地球市民フォーラム」がカナダで開催されようとしています。
湯川秀樹博士に長く師事された田中正先生、非暴力平和隊としてスリランカでの活動をしてこられた大島みどりさん、「するへいわ・しない平和」を提唱して話題の憲法学者である君島東彦先生を招いて平和憲法を具体化するビションについていろいろな可能性を論議してみませんか？
・大島みどり：
東京生まれ。米国の大学への留学、ＪＩＣＡ勤務の後、さまざまなＮ ＧＯで活動。沖縄の平和運動にもかかわる。２００２年１２月非暴力平和隊設立後、 スリランカに派遣される。タイおよびスリランカでのトレーニングを経て２００３年 １１月から２００５年１０月までスリランカで活動。最近帰国。非暴力平和隊・日本 の理事でもある。
・君島東彦：
１９５８年生まれ。早稲田大学法学部卒業同大学院、シカゴ大学ロース
クール修了。１９９０年初めからＮＧＯ活動に関わり世界法廷運動、ハーグアピール
などに参加。現在、国際反核法律家協会理事。また日本国憲法の平和主義を捉え直し
て「する平和・しない平和」を提唱し「ＮＧＯの平和構築が平和憲法を具体化する」
として非暴力平和隊に参加、国際理事、日本共同代表を務める。立命館大学国際関係
学部教授。憲法学・平和学専攻。
・田中正 ：
１９２８年長野県生まれ、１９５７年京都大学理学部講師、湯川秀樹博
士に師事。原水爆の脅威と人類の危機を訴えたラッセル・アインシュタイン宣言（１
９５５）の原点に立って湯川らが開催した「科学者京都会議」や、京都原水協など核
兵器廃絶運動に参加。１９９２年京大理学部定年退職、専門は理論物理（素粒子
論）。反核京都ネットメンバー
核戦争防止・核兵器廃絶を訴える京都医師の会 事務局 藤原まで
〒６０４−８８４５ 京都市中京区御前道松原下る 京都府医師会館 ３Ｆ 電話：０７５−３１１−８８８８