< 関西若手研究会 >
7月例会

次回第14回:2009年7月31日14時30分〜17:30分
開催場所:JSA京都支部事務所

■ 研究会の目的と現在の活動など:
 研究の業績主義化や、細分化の進展が激しい現代の研究環境において、共同研究や研究交流が成り立つ条件が大きく後退している。若手研究者においては、その傾向はとりわけ顕著であり、研究や生活の相談の場も不足している。
 本研究会は、現代社会が抱える諸問題と向き合いながら、若手研究者のネットワークをつくることを目的としている。現在は、ウルリヒ・ベック『危険社会』をとりあげ、現代青年の"生きづらさ"の根といわれる、「個人化」をテーマに議論を重ねている。新自由主義時代における、新しい平等主義や社会的連帯の可能性を、長期的な検討課題に据えている。
 参加者の個別の研究課題はさまざまであるが、同年代を生きるという経験は同じである。各自の研究とゆるやかな接点をもちつつ、共同して現代の課題と向き合っている。
なお、研究会は現在、大阪、京都、神戸の大学に所属する10名弱の院生からなり、ほぼ固定されたメンバーで一つの文献を年間を通して読む形式をとっています。

新規参加を希望の大学院生、研究生、学生の方は氏名、所属、連絡先などを記載し
 rp013036@ed.ritsumei.ac.jp (立命大院生松田)
までご連絡下さい。