近畿地区シンポジウム

今日における科学者運動の課題と発展方向

(日本科学者会議近畿地区)

 ● 開催の趣旨
 今日の時代的閉塞状況を打ち破るために日本科学者会議の運動を強めていく必要があり
ます。総合学術シンポの開催、『日本の科学者』の発行、各種研究委員会や問題別委
員会の活動、各支部や地区における講演会開催・会員交流など、日常活動の強化に加
えて会員拡大が強く求められています。そしてなにより科学者会議の性格付けが今ほ
ど問われているときもありません。科学者会議とは何をするところか。そもそも科学
者とは何者か。その議論なしに会員拡大の方向は見えてきません。このような問題意
識のもとで今回近畿地区6支部の共催で「今日における科学者運動の課題と発展方向
」をテーマにシンポジウムを開催します。奮ってご参加ください。
 ● 日時: 2010年12月18日(土)13:00〜15:30 

 ● 会場: 立命館大学衣笠キャンパス学而館2階第3研究会室

 ● 会場への交通:  立命館大学衣笠キャンパス

 ◆プレゼンテイション:
司会:後藤隆雄(近畿地区担当常任幹事)
 ・13:10ー13:40 米田貢(全国事務局長):今日の科学者運動と日本科学者会議
 ・13:40ー13:55 加賀美太記(京都支部):科学者運動における若手の役割
 ・13:55ー14:10 兵藤友博(東京支部):科学技術政策の動向と科学運動のあり方
 ・14:10ー14:25 上野鉄男(京都支部):学術体制をめぐる情勢と日本科学者会議の取り組み
 ・14:25ー14:40 長野八久(大阪支部):科学者運動としてのサイエンスカフェ
 ・14:40ー14:55 宗川吉汪(京都支部):科学者運動と「権利・地位宣言」「倫理綱領」の策定

 ◆シンポジウム(2時間30分)
司会:西山勝夫(近畿地区担当常任幹事)
特別発言
 ・15:10ー15:18 西田陽子(大阪支部):苗氏過労死裁判について
 ・15:18ー15:25 山口俊郎(大阪大学):大学の特許出願における研究倫理問題
 ・15:25ー15:35 後藤隆雄(近畿地区担当常任幹事):近畿支部の会員数の推移

支部の現状報告(支部事務局長) 各支部 7分以内
 ・15:35ー16:15
           滋賀支部(小島彬)
           京都支部(宗川吉汪)
           奈良支部(佐藤宏明)
           和歌山支部(大西敏夫)
           大阪支部(長野八久)
           兵庫支部(廣森勝久)
総合討論
 ・16:15ー17:30

閉会の挨拶:小森田精子(全国代表幹事)

 ◆懇親会 18:00ー19:30
  会場:シンポジウム会場の向いの研究会室
  会費:一般 2000円、院生 1000円