年齢 保育の内容 |
0歳児 | 1歳児 | |||
6か月未満 | 6か月以上 | 15か月未満 | 15か月以上 | ||
養護・教育 | 生命の保持 | 家庭との連絡を密にし、健康状態を十分に把握する。 | 家庭との連携を取りながら 一人ひとりの発育、発達に応じた生活への援助を行う。 | 一人ひとりとの関わりを十分に持ち、生理的欲求が満ちたりるようにする。「危ない」など制止の意味を知り安全に遊ぶ。 | 十分なスキンシップにより心の安定を図り、自分でしようとする気持ちを大切に受けとめる。安全に必要な簡単なルール約束を守る。 |
情緒の安定 | 特定の大人とのスキンシップにより、情緒的な絆の形成を図る。 | 愛情豊かな受容により、大人との信頼関係が形成されるようにする。 | 喃語や一語文、身振り手振りなどの表現を理解し、その気持ちに応じて満足感を感じられるようにする。 | 友達や周囲の人の存在を認め、興味や関心をもち、自己肯定感や信頼関係が育まれるようにする。 | |
健康 | 個人差に配慮し、ゆったりと気持ち良く生活できるようにする。 | 活動しやすい環境の中で、歩行の確立など運動機能の発達を促す。 | 外遊びや室内の探索活動を楽しみ歩行の確立など運動機能を発達させる。 | 移動遊具や用具を使った遊びを楽しみ運動機能を高める。 | |
人間関係 | 特定の大人と、愛情豊かで深い関わりを持つ。 | 身近な大人と、愛情豊かで深い関わりを持つ。 | 先生や友達と同じ遊びを楽しみ、親しみを感じる。 | 先生や友達の名前を親しみこめて呼び仲間意識をもつ。 | |
環境 | 様々な物を見たり、大人と 接することにより、感覚を豊かにする。 | 戸外に出かけ、また、玩具で遊ぶことにより、人や物への興味、関心を育成する。 | 戸外遊びを通して動植物と触れ合う。 | 戸外へ出かけ自然に親しみ、動植物に興味関心を持つ。 | |
言葉 | 優しく語りかけられ、発声で応答し、喃語による表現力を育む。 | 簡単な言葉を理解して喃語で応答するなど、発語の意欲を育てる。 | 日々の会話や遊び、歌、絵本などで色々な言葉にふれる。 | 二語文を話し、挨拶や会話ができるようになり言葉で意志表示ができる。 | |
表現 | 愛着のある身の回りの物で遊び、身体で泣く、笑うの気持ちを表現する。 | 気に入った玩具で、ひとり遊びを楽しむ。 歌や音楽に合わせて体で表現する。 |
音楽に合わせて体を動かして遊ぶ。 クレヨンでお絵描きしたり粘土に親しむ。 |
音楽に合わせてリズミカルに踊る。クレヨンや粘土に親しみイメージを膨らませ独自の世界を楽しむ。 | |
食育 | 食を営む力の基礎 | 信頼関係のもとでの授乳と、無理のない離乳の進行を図る。 | 食に対する意欲が持てるよう適切に援助する。 大人からの温かい援助の中で、食べ物への興味・食べようとする意欲を高める。 |
食べさせてもらったり、こぼしたりしながらもスプーンやフォークを持ち自分で食べようとする。 | 食材に興味を持ち楽しく食事する。苦手なものも励まされ食べようとする。 |
年齢 保育の内容 |
2歳児 | 3歳児 | 4歳児 | 5歳児 | |
養護・教育 | 生命の保持 | 個々の状態に気を配り、安心して生活できるよう援助し、一人でできた喜びを味わい自信がもてるようにする。 | 基本的生活習慣を確立する。 安全な環境作りに配慮する。 |
運動量が増し、活発に活動出来るように配慮する。 交通安全など、身を守るためのルールを知る。 |
健康の増進や一人ひとりの意欲を高める。 安全衛生面に関する判断力を養う。 |
情緒の安定 | 安心して自分の気持ちを表すことや、自分でしようとする気持ちを大切にしながら援助する。 | 一人ひとりの欲求を十分に満たし、主体的な活動を促す。 | 色々な経験を通し、自信や保育士への信頼の獲得、豊かな想像力を身につけられるようにする。 | 心身の満足な癒しや活動内容のバランスなど快適に生活が出来るようにする。 | |
健康 | 戸外で十分体を動かしたり、基本的な生活習慣を身につける。 | 基本的生活習慣の自立につながる運動機能向上を図る。 | 自分の身体に関心を持ち、異常を感じたら、自分から保育士等に知らせる。 | 危険に注意し、積極的に様々な運動をする。病気予防に関心を持ち、自ら進んで努める。 | |
人間関係 | 安心できる人間関係の下で少しずつ他者と関わろうとし、相手の気持ちを理解しようとする。 | 「きまり」の楽しさを知り、それに沿って行動する。 | 友だちと一緒に遊ぶ中で、愛情と信頼感、異年齢との関わりを深める。 | 様々な場面で自己主張したり、相手の立場を考えて行動する。 | |
環境 | 自然に親しみ動植物に触れることで興味や関心を持ったり、身の回りのものの変化や違いに気づく。 | 身近な環境に興味、感心を持ち、生命の尊さに気づく。 | 身近な物や遊具に興味を持って関わり、考えたり試したり、工夫して遊ぶ。 | 身近な社会や自然事象に関わり、日常生活の中で数、量、形などへの関心を深める。 | |
言葉 | 身近な人と言葉のやり取りを楽しむ中で、挨拶や自分の気持ちを言葉で伝えようとする。 | 言葉の機能を理解していくと共に楽しんで使う。 | 保育士や友だちとの会話を楽しみ、相手に伝わるように、話す工夫をする。 | 自分の考えたことなどを適切な言葉で表現し、伝え合う喜びを味わう。読書への関心を持つ。 | |
表現 | 様々な材料に親しみ歌や手遊びなどを通して表現を楽しむ。 | 身近な素材や用具を使い表現し、感動を味わう。 | 音楽に親しみ、友だちと歌ったり合奏したりして、表現する喜びや一つのものを作り上げていく楽しさを味わう。 | 感じたこと、想像したことを言葉や体、音楽、造形など自由な方法で様々に表現することを通し、感性、創造性を豊かにする。 | |
食育 | 食を営む力の基礎 | 野菜などの出来ている様子を見る。スプーンやお箸の正しい使い方を知る。大人を仲立ちとして、友達と一緒に食べることの喜びを感じる。 | 楽しく食事をとる中で、苦手な物にも少しずつ挑戦し、自信を持つ。自分で食事が出来ること、身近な人と一緒に食べる楽しさを味わう。 | 栽培、飼育、食事などを通して命と食に関心を持つ。 食事に必要な基本的な習慣や態度を身に付け守ろうとする。 |
食事をする意味を知り、様々な種類の食べ物をバランス良くとる。食を通じて、人々が築き、地域で培われた食文化を体験し、食事と共に親しみを持つ。 |