ひよこ組(0歳児 6か月以上) | 保育目標 | 生理的欲求を十分に満たし生活リズムをつかむ。 | |||||||||||||||
年間区分 | T期(4月〜6月) | U期(7月〜9月) | V期(10月〜12月) | W期(1月〜3月) | |||||||||||||
ねらい | ○一人ひとりの生活リズムを把握し、家庭的な雰囲気の中で無理なく新しい保育者や環境に慣れるようにする。 | ○一人ひとりの様々な欲求や思いを十分に満たすことにより、保育者に見守られながら、身近なものへの関心や遊びを広げ、信頼感を育てる。 | ○体調や個人差に留意しながら積極的に戸外に出かけ発達に応じて十分に楽しみながら身体を動かして遊ぶ。 | ○冬の健康管理に留意しながら薄着を心がけ、戸外遊びを無理なく楽しむ。 ○1歳児クラスへの進級がスムーズになるように取り組みけじめのある生活を身につける。 |
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養護・教育 | 生命 | ○家庭との連携を密にし、一人ひとりの健康、発育、発達状態に応じて生理的欲求を満たし、気持ち良く生活できるようにする。 | ○安心できる環境の中で一人ひとりの発達段階や状態に合わせ、授乳(離乳)や睡眠などの生活リズムが整うようにする。 | ○個人懇談や日常の保護者との連携により、一人ひとりの発育、発達状態を見極めて、個々のペースに応じて運動機能が発達するよう援助する。 | ○自分でしようとする気持ちを大切に受け止め援助しながら見守り、ほめることで生活習慣への意欲を育て満足感が得られるようにする。 | ||||||||||||
情緒 | ○ゆったりとした雰囲気の中でスキンシップを多くとり、甘えなどの欲求を満たし、特定の保育者との信頼関係を築いて安心して過ごせるようにする。 | ○特定の保育者との信頼が深まると共に、人見知りをするようになるので甘えたい気持ちを十分に満たし安心して豊かな感情が育つようにする。 | ○感動や楽しさ、喜びを共有することで、愛されている実感を持てるようにする。 | ○自我が芽生える時期なので保育者との関わりの中で自分の思いを表したり、くみ取ってもらうことにより、気持ちの安定を図る。 | |||||||||||||
健康 | ○外気に触れる心地良さや、安全で活動しやすい環境の中でのびのびと体を動かす楽しさを知る。 | ○室温、湿度に配慮し、衣服の調節や水分補給を十分に行って清潔で快適に過ごす。 | ○一人ひとりの発達に合った遊びができるように安全な環境を整え、身体を十分に動かす楽しみを味わう。 | ○一人ひとりの発達に応じた運動(つたい歩き、立つ、走るなど)での探索活動を積極的に楽しむ。 | |||||||||||||
人間関係 | ○愛情豊かな特定の保育者と一緒に過ごす喜びを味わう。 | ○身近な人との信頼関係を育て、人間関係の基礎を作る。 | ○一人遊びが中心になるが徐々に友達の存在に気付き、興味を持ち、関わっていく。 | ○保育者に見守られながら仲立ちとなってもらい友達とのふれ合いを喜び、いろいろな経験を重ねていく。 | |||||||||||||
環境 | ○散歩や園外保育に行き、様々なものを見たり触れたりしながら身近な環境に親しむ。 | ○興味を持った玩具や好きな遊びに自分から落ち着いて取り組もうとする。 | ○身の回りの物や自然物に興味や関心を持ち、いろいろな玩具を自分で選んだり物に触れたりして探索活動を楽しむ。 | ○行事に参加し、担任以外の保育者や異年齢児との交流を喜び、楽しんで関わろうとする。 | |||||||||||||
言葉 | ○スキンシップや言葉掛けに反応して喃語を発する。 | ○簡単な言葉の意味が分かり喃語で答えたり要求や発見を指差しや身振りで伝えようとする。 | ○語りかけや喃語、指差しに応答したりして発語への意欲を育て、手遊びや模倣遊びをする中で言葉を覚えていき、意味のある一語文を言うようになる。 | ○保育者の言葉を真似しようとしたり、好きな歌の一部を歌ったりする。 | |||||||||||||
表現 | ○音の出る玩具や感触の良い素材のものに興味を持つ。 | ○泣いたり笑ったりして気持ちを表現し大人に代弁してもらう。 | ○歌や手遊びに合わせて体を揺らしたり、リズムをとったりする。 ○クレヨンでなぐり描きを楽しむ。 |
○身近な動物や乗り物に興味を持ち泣き声や音、動きなどを真似する。 | |||||||||||||
食育 | ○保育者との信頼関係の下で安心してミルクを飲んだり、離乳食を食べる。 | ○食べることへの意欲が育つよう家庭との連携を取り一人ひとりの発育、発達、健康状態を把握し(アレルギーを含む)無理なく離乳食を進めていく。 | ○いろいろな味や食材に慣れ、食事の時間を喜び、自ら進んで食べようとする。 ○自分で食べるようにする意欲を大切にし、噛むことや、飲み込むことを伝えながら、一人ひとりに合った援助をしていく。 |
○いろいろな食物に関心を持ち、手づかみやスプーンを使って食べる意欲を見せる。 ○楽しい雰囲気の中で食事ができるようにする。 |
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健康・安全 | ○避難訓練(毎月) ○健康診断(年2回) ○身体測定(毎月) ○職員(複数担任)の連携及び栄養士との協力体制をとり、保健及び安全面に十分配慮する。 |
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環境設定 | ○清潔、安全に十分注意して、玩具を用意したり、全身運動ができる遊び場を設定する。 | ○室温を調整し、清潔に気持ち良く過ごせるようにする。 ○散歩や戸外遊び(水遊び)により、自然の心地良さを知り、興味や関心をもてるようにする。 |
○絵本や手遊び、玩具など興味を持ちそうなものを用意したり、秋の自然に触れる機会を設け、さまざまな体験をさせる。 | ○行事などに参加し、担任以外の保育者や異年齢児との交流を深めたり他クラスの部屋に慣れ、進級がスムーズになるように取り組む。 | |||||||||||||
配慮事項 | 特定の保育者(複数担任)との信頼のもと、集団の中でも一対一のスキンシップを心がけ、常に気持ちの安定した状態で過ごせるようにする。 | ||||||||||||||||
保護者等への支援 | ○保護者との日々のコミュニケーションから、思いや不安を受け止めて対応し、「共に育てる」という姿勢を伝えることで安心して子どもを預けてもらえるようにする。 | ○園で様子を伝えることや行事に参加することで安心感や信頼関を持ってもらい、子育ての自信につなげる。 | ○個人懇談や育児相談など保育者と保護者との交流の場を設けて、日常の保育や子どもの様子を伝えたり、疑問や要望、悩みを受け止めアドバイスし、子育て支援につなげていく。 | ○園での行事に参加することで保護者との信頼関係のもとで子どもの成長を共に喜び合う。 | |||||||||||||
行事 | 誕生会(毎月) 4月 入園式 クラス懇談会 5月 こいのぼり 母の日 父親懇親会 6月 父の日 クラス懇談会 |
誕生会(7月・9月) 7月 七夕祭 8月 9月 運動会 |
誕生会(毎月) 10月 11月 七五三 12月 作品展 |
誕生会(毎月) 1月 2月 節分 3月 ひなまつり お別れ会 クラス懇談会 |