わかば組(1歳児 15か月以上) | 保育目標 | 未知の世界に興味をもち活発になる。 | |||||||||||||||
年間区分 | T期(4月〜6月) | U期(7月〜9月) | V期(10月〜12月) | W期(1月〜3月) | |||||||||||||
ねらい | ○保育者との信頼関係を築き、初めての体験に喜んで取り組もうとする。 ○身の回りのいろいろなものに対する関心を大切にし、発達を助ける。 |
○保育者や友達と一緒に開放的な夏の遊びを思いきり楽しむ。 ○安定した生活リズムで落ちついて過ごす。 |
○戸外、室外で全身を使った遊びをし、さまざまな身体活動を楽しむ。 ○保育者に介助されながら身のまわりのことを自分でする。 |
○いろいろな遊びや経験の中で言葉に興味をもち語彙を豊かにする。 ○進級に期待や喜びを持てるようになる。 |
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養護・教育 | 生命 | ○家庭との連携を取りながら、一人ひとりの健康状態や発育、発達状態を把握し、無理なく園生活を過ごせるようにする。 | ○危険がないか見守りながら、子どもの興味や関心がが広がり、深まるようにかかわっていく。 ○一人ひとりとのかかわりを十分に持ち、生理的欲求が満たされるようにする。 |
○自分でやりたいという気持ちになるよう促し、その気持ちを十分に受け止める。 ○室内外の気温に留意し、衣服調整を行い快適に過ごせるようにする。 |
○保育者が言葉に出しながら排泄後のトイレットペーパーの使い方や水の流し方を伝えきれいになったことを実感できるようにする。 | ||||||||||||
情緒 | ○新しい環境に慣れるまで、できるだけスキンシップを多くし、安心して過ごせるようにする。 | ○喃語や一語文、身振り手振りなどの表現を理解し、その気持ちに応じ満足感を感じられるようにする。 | ○保育者との十分なスキンシップにより心の安定を図れるようにする。 ○様々な音楽や絵本、紙芝居などを通して、豊かな情緒を育んでいく。 |
○一人でしようとする気持ちを大切にし、できた時はほめて、自身を持たせるようにする。 ○友達や周囲の人の存在を認め、興味や関心が高まり、かかわりの中から自己肯定感や信頼関係がはぐくまれるようにする。 |
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健康 | ○オムツを交換し、心地よさを感じる。 ○身近な人や物に自発的に働きかけ、好きな遊びを見つけてじっくり遊ぶ。 |
○涼しい木陰で遊ぶ。 ○水遊びや外遊びを存分に楽しみ、水分補給や休息を十分にとる。 ○簡単な衣服を自分で脱ごうとする。 |
○靴を自分で脱いだり履いたりしようとする。 ○寒くなって排泄を失敗することが増えるので、早めにトイレに行く。 |
○排泄の失敗が少なくなる。 ○鼻水がでていることを伝え、自分でかもうとする。 |
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人間関係 | ○保育者と信頼関係ができる。 ○友達と関わりながら、手、足、全身を使った遊びをする。 |
○周囲の友達に興味を持ち、関わろうとする。 ○友達と同じ遊びを楽しみ、親しみを感じる。 ○自分のものと他の人のものとの区別がつき、自分のものを片付けようとする。 |
○お友達と一緒に集団遊び(むっくりくまさん)をすることを楽しむ。 ○お友達と好きな遊びをじっくり楽しみ一緒に過ごす喜びを感じる。 |
○仲の良い友達の登園を楽しみにしている。 ○保育者の仲立ちで仲直りをする。 ○友達の名前を親しみをこめて呼び、仲間意識を持つ。 |
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環境 | ○戸外へ出かけ珍しいもの、不思議なものなど、未知なものを探索し触れる。 ○滑り台や砂遊び、ボール遊びをして楽しむ。 |
○笹飾りを見たり、触ったりして季節を感じる。 ○初夏ならではの自然(虫やカエルなど)に触れる。 |
○保護者と一緒に運動会に参加し、雰囲気を味わう。 ○お散歩で、ドングリなど秋の自然を感じる。 ○自分の体に興味を持ち、部位の名称がわかる。 |
○ユーモラスな表現をして、友達の反応を楽しむ。 ○好きなものを集めたりして遊びが続く。 ○友達のもの、個人のものの区別がつくようになり、自分の持ち物を大切にする。 |
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言葉 | ○保育者のゆっくりとした発音を真似て、模倣しようとしたり、片言や身振りで自分の思いを伝えようとする。 ○保育者の簡単な言葉を理解して行動する。 |
○保育者とおはようのあいさつをかわす。 ○短い言葉を交して、遊ぶようになる。 ○季節の歌や手遊びを楽しむ中で様々な言葉に触れる。 |
○遊びの中で「かして」「いいよ」と言葉を発し、ものの貸し借りができるようになる。 ○知っている歌を、大きな声で歌おうとする。 |
○二語文を話し、語彙が増えてくる。 ○あいさつや会話がはっきりできるようになる。 ○言葉で意志表示をする。 |
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表現 | ○親しみのある歌や簡単な手遊びを一緒に楽しむ。 ○名前を呼ばれると返事をする。 ○友達の行動に興味を持つ。 |
○水の冷たさや心地よさを感じ、友達と同じ思いを共有する。 ○カップやペットボトルに水をためたり、移しかえたりして遊ぶ。 |
○好きな曲に合わせて踊ることを楽しむ。 ○どんぐり、まつぼっくりなど、自然素材や粘土に親しむ。 |
○リズミカルな動きや、動物の真似をして遊ぶ。 ○自分のイメージを膨らませて様々な素材や玩具、遊具を実物に見立て、独自の世界を楽しむ。 |
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食育 | ○一人ひとりの動きや食育に見合った量の食事を、みんなと一緒に楽しい雰囲気のなかでとる。 ○保育者に援助してもらいながら最後までスプーンやフォークを使って食べようとする。 | ○保育者に援助されながら手を洗ったり、エプロンをかけ身支度を整えて待つなど食事の際の約束事がわかり、楽しんで行う。 ○食べものの絵本に親しみ、調理したり食べたりする真似をしたり、想像して楽しむ。 | ○散歩や農作業で食べものを見、園内で収穫した野菜を口にしたり、想像して楽しむ。 ○周囲の大人の励ましで苦手なものも少しずつ口に入れられるようにし、いろいろな味に親しみながら何でもたべてみようとする気持ちを養う。 |
○おかわりが欲しいときは言葉で伝え、食事が終わると、口拭きタオルを自分で取りに行き口を拭く。 ○友達との会話を楽しみながら、楽しく食事する。 |
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健康・安全 | 避難訓練(毎月) 身体測定(毎月) 6月 健康診断 |
避難訓練(毎月) 身体測定(毎月) | 避難訓練(毎月) 身体測定(毎月) 11月健康診断 |
避難訓練(毎月) 身体測定(毎月) | |||||||||||||
環境設定 | ○自由に動きたい子どもの気持ちを大切にしながら危険のないよう十分に注意する。 ○靴箱、ロッカーには、一人ずつシールのマークをつけて自分の場所がわかりやすいようにしておく。 |
○室内と外との温度差に気をつけ、クーラーの調節をする。 ○水遊びができるように環境を整えるほか、手作り玩具も加えていく。 |
○子どもの発するサインに気づき、興味のある遊びを展開できるように工夫する。 ○朝夕の冷え込みが厳しいので室温や衣服の調節をする。また室内の換気と加湿に気をつける。 |
○風邪や感染症の予防に努め、湿度、換気、清潔に気をつける。 ○本館で遊ぶ機会を設け、進級への憧れや期待が持てるようにする。 |
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配慮事項 | ○一人ひとりの気持ちを受けとめ、信頼関係づくりをし、新しい環境に少しずつなじんでいけるように配慮する。 ○湿度が高く気温の変化も著しい時期なので、健康状態、衣服の調節、保育室内の衛生などに十分気を配る。 |
○水分補給や休息、暑さ対策を心がけながら、清潔で涼しく過ごせるよう配慮する。 ○衣服の着脱は子どもに任せきりではなく保育者も一緒になって子どもの意欲を励ましながら、子どもの試行錯誤を大切にする。 |
○自分でやりたいという意欲が高まるので、満足感が得られるよう援助に心がける。 ○簡単な言葉で気持ちを伝えられるように促す。 |
○トラブルのときには「○○したかったね」と互いの気持ちを言葉で伝え相手の気持ちに気づくようにする。 ○自分でする気持ちを受け止め、手や口を出しすぎないよう見守り、基本的生活習慣の自立を促す。 |
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保護者等への支援 | ○少しずつ園生活に慣れ、楽しんで遊べるようになってきた子どもの様子を伝えていく。 ○連絡帳に一日の様子を細かく記す。 |
○子どもの興味や関心を伝え、伸びようとしている態度や心情を喜び合う。 ○噛みつきやひっかきは成長段階で生じるものであると説明し、クラスとしての対応を伝える。 |
○パンツへの移行は家庭と連携をとりながらする。 ○動きが活発になるので、事故やけがに注意が必要なことを伝える。 ○個人懇談 |
○進級に向けて、不安や疑問を聞き出し、解消しておく。 ○子どもの一年間の成長を伝え、ともに喜ぶ。 |
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行事 | 誕生会(毎月) 4月 入園式 クラス懇談会 5月 親子遠足 こいのぼり 母の日 父親懇親会 6月 父の日 クラス懇談会 |
誕生会(7月・9月) 7月 七夕祭 8月 9月 運動会 |
誕生会(毎月) 10月 親子遠足 11月 七五三 12月 作品展 クリスマス会 |
誕生会(毎月) 1月 2月 節分 3月 ひなまつり お別れ会 クラス懇談会 |