オムツは紙と布とどちらがよいのでしょうか?

 

 上賀茂こども園では、保護者の方のご要望に合わせて紙でも布でもどちらでもさせていただいています。

 長年、両方の対応をさせていただいていますが、紙オムツで育った子どもと、布オムツで育った子どもを比べてもほとんど発達の差は見られません。

 

 こども園では、1人で座れるようになったころからトイレトレーニングを行い、おおよそ2歳半ぐらいでオムツがとれパンツに替わります。紙と布どちらであっても、出た後でほっとかれていては、出ていることに無関心になり、感覚がどんかんになってしまいます。

 紙か布かではなく、しっかり子どもの様子を見てあげ、子どもが違和感を持ったときに、すぐに子どもの気持ちを汲み取り、適切な対応をしてあげられることが大切であると考えています。

 出た後より出る直前に気づいてあげることが大切といえますね。

 

 おむつの感触は、布のほうがと言う人が多いようです。紙おむつの感触は製品によってかなり違うと言われています。布も洗っているうちにごわごわになってきます。布でも、適宜、新しいものに取り替えたほうがいいでしょう。

 清潔さとしては、紙おむつは進化して通気性と密閉性を両立したがものが多くなってきましたが、布の場合には漏れ出ることもありますので、ウイルスや菌が飛散しないように、より注意が必要になります。特にポリオのワクチン接種の後などは、感染しないように細心の注意が必要です。