曼殊院の庭


 曼殊院
                       枯山水
 
江戸時代初期

 曼殊院は、修学院離宮や「紫衣事件」で有名な後水尾天皇の猶子(兄弟のこと)である良尚親王が出家して入った寺でいわゆる門跡寺院です。そのせいか、建物も庭も広大で、当時の皇族の暮らしぶりが偲ばれます。
 この良尚親王の父親は、桂離宮を造った八条宮智仁親王で、豊臣や徳川の援助を受けつつも、桃山文化の華やかさを皇族流に洗練させた芸術がこの時代に一斉に花開いたようです。
 ただ、二条城二の丸庭園や醍醐三宝院などと比べると落ち着いているとはいえ、やはりきらびやかな印象を受けます。また、だだっ広いせいか少々雑然とした印象も受けます。しかし、手入れは行き届いていました。
 白砂を使い、写真の右手奥に見える石橋の下をくぐった水が流れ出て、洋々と水をたたえている様を表現しているようです。
 
 ここは、門前の石垣を覆う紅葉が見事ですので、秋にもみじ狩りを兼ねてお越しになってはいかがでしょうか?
                     

    
2001
1123日門前にて撮影



最終更新 20011123


アクセス

住所 京都市左京区一乗寺竹ノ内町42
交通 市バス 5番 北5番 31番 65番 「一乗寺(いちじょうじ)清水町」
                            19969月現在
tel.
 075-781-5010


HOME
京都の庭のページ