温故知新〜再生

 



 ここ数年来、上京や中京の町を歩いていると、無秩序なマンション建築で町並みが破壊され、哀しい思いをする一方、町家の良さ、美しさを活かしつつ利用した新しいお店も増えてきています。外観の美しさや内部の合理的で堅固な構造物を活かしつつ、新たな美と快適性を生み出しており、しばし足を止めて見とれ、そして内部へ誘われることが多々あります。それらは京都古来の和食の店や伝統工芸の店のみならず、イタリアンやフレンチの店であったりします。

 古いものを保存するというだけでは、それは我慢であり苦痛となります。しかし、伝えられた美や合理性を現代の生活に継承して新たな現代の美と合理性を生み出せば、それは喜びとなります。確実に、そのことが認識され、京都が進化しようとしていることを我がことのように嬉しく思います。新しいものを生み出し活かし続ける町であって欲しいものです。

           

ここはかつての酒屋さんを活かしたイタリアン・レストランでした
格子から漏れる柔らかな光が温かい。。            

          

作成:2000416


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