旬の京都

199924

「静謐」




2
3日夜
家に戻らんと歩を進める、優しき町家の連なりは、
清楚な薄化粧を施していました
その気品溢れる姿に、我が心までも洗われる心地でした

2
4日未明
いつもと異なるどこか取り澄ました障子の表情
その向こうは輝くばかりの白金の庭でした
こらえきれずに出し町並み
いつもと同じはずの領域は
一面の厳かな静謐(せいひつ)に包まれていました

降りつづける幻想
艶やかな犬矢来をそっと撫でます

見上げれば
輝く屋根の波

今朝は特別な朝となりました





199924日仙洞御所


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