2000年9月20日
木々に囲まれし領域に空気が動く 張りつめたものが霧散するかのような そんな少し物憂げな午後 天に向かう黄金色の穂 揺れるすすきに夜の月を感じる 目を閉じれば虫の音が聞こえる 過ぎ去りし嵐の後の名月 後の月への期待も高まる美しき半月が 東山を浮かび上がらせていました 空に心奪われる季節です