旬の京都

20041113日作成

清澄


病み上がりの
まだ熱の余韻の残る身体
どこか心と頭とのバランスが取れぬまま
風に冬の気配さえ感じらるる川縁を散策しました
白鷺の姿も
どこか遠い昔の思い出か夢の如く
現(うつつ)との境も曖昧な

沈み行く強き光が脳裏を焦がす
浄化の炎が脳を焼くのか
たまらず目をそらせば
近くの家の庭には柿の朱
白壁に映す照り葉は秋姿

空が闇との曖昧さの中に彩られるとき
そこにはえも言われぬ清澄がありました
現実の生活に戻りました

 


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