旬の京都
1999年11月23日

「花屏風」
山並は再び極彩色に輝き
秋はクライマックスを迎えようとしています
そんな中、そこここに冬の気配も見受けられます
そんな秋の一日
五山の一つにある塔頭を訪れました
騒々しいばかりの紅葉狩り
ここだけは禅寺本来の静けさが守ってくれます
いや、禅寺にしてはその空気は優しすぎるのかもしれません
青苔の上にかかる石橋を渡り建物に入ります
そこでは可憐でどこか気高い野草の花屏風が迎えてくれました
境内の野草でこちらの奥様が活けられたとか
やはりここは心が落ち着きます