駄文11 2000年


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 OS をアップデートして、ウイルスチェックして、ハードディスクのバックアップまで済まして、Y2K 対策万全の小林です。

 さて、Y2K と言えば、去年ぐらいまでは2000年から21世紀だと思っていた人が結構多かったようだ。2000年派と2001年派がちょっとだけ論争したりしたが、今更2000年から新世紀にしたりすると20世紀だけ99年間になってしまったりして具合が悪いことがわかってくると、2000年派は作戦変更、2000年から新ミレニアムだということに決めたらしい。(ミレニアムについては別に考察する)

 まあ、ミレニアムという単位は世紀に較べると、公式性が弱いのでいつから始まろうが目くじらをたてる必要はない。ただ、個人的には世紀の始まりと、ミレニアム (千年紀) の始まりが違うというのはどうもしっくりこない。なんだか、月初めと年初めが別の日になったようだ。

 どうして、2000年を始まりにしたいのだろう? そんなこと決まっている区切りがいいからだ、と仰る方は多いかもしれないが、僕が聞きたいのは区切りがいいところで始まらなければならない理由なのである。区切りがいいところで、終わってもいいではないか。

 例えば、ここに林檎が1000個ずつ入る箱があったとする。箱に入れる林檎にはすべて番号を振るとすると、1つ目の箱には1から1000の林檎が入る。2つ目の箱には1001から2000だ。最後の1個は区切りのいい数字になる。仕事だって区切りのいいところで休憩をいれる。最近、テレビコマーシャルは番組進行上区切りのよくなる直前で入るようになったが、あれは2000年派の陰謀であろうか?

 実際にはそんな深い考えはないのだと思う。つまりは、1日が0時0分0秒から始まることからの類推なのだろう。しかし、時刻と日付は似ているようで違うシステムになっているのだ。

 1か月は30もしくは31日間であり、1日から始まり、30日もしくは31日で終わる。

 1年は12か月間であり、1月から始まり、12月で終わる。

 1世紀は100年間であり、1年 ('01) から始まり、100年 ('00) で終わる。

 ここで、別の疑問が出てくる。0時や0分や0秒があるのに、なぜ0月や0日がないのか? これは暦が確立していった時代にはまだ0が発見というか発明されていなかったからだ。

 しかし、昨今、0から始まるという考えに馴れている人が増えてきているような気がする。0章から始まる本は結構あるし、ソフトのバージョンも0から始まるし、巨大ロボットも最初にできたのは零号機だ。「リング0」とか、「バイオハザード0」などというのもある。1番目じゃないけど。

 もし、現在新しい暦システムが出来たとしたら、0月と0日を導入するかもしれない。


Copyright KOBAYASI Yasumi 1999


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