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駄文45 島々の風景

1. 淀川流域の島々

(1) 宇治川流域の島々

2) 大島と雲雀島

 

 大島は宇治川と木幡池に挟まれた土地だ。木幡池は宇治川の旧河道(三日月湖)なので、大島は元々宇治川の島だったことになる。

 ところで、よく調べてみると、実は大島は現在でも水域に囲まれた島だということがわかる。

 つまり、東は木幡池、西は宇治川、南は弥陀次郎川、北は山科川に囲まれているのだ。


より大きな地図で 大島・雲雀島 を表示

 

木幡池から大島を望む

 木幡池から山科川へは水門で接続している。

 

木幡池から山科川への水門

 

 山科川は宇治川へ合流する。

 

宇治川と山科川の合流部

 

 弥陀次郎川と木幡池流入水路は直接接続せずに立体交差している。下に見えるのが木幡池への水路、上に見える高架は道路や鉄道ではなく、宇治川の支流である弥陀次郎川なのだ。

 

弥陀次郎川と木幡池流入水路の立体交差

 

 そして、弥陀次郎川は宇治川に合流し、大島を巡る水のループは完成する。

 

宇治川と弥陀次郎川の合流部

 

 なお、京阪の木幡駅の地図を見ると、もう一つ別の養斉川という河川が木幡池から宇治川へ流れていることになっている。そこで調べてみた。

 

京阪の木幡駅の地図

 

 まず宇治川への合流部だ。確かに養斉川は存在している。

 

宇治川と養斉川の合流部

 

 ところが、養斉川を遡っていくと、なんと木幡池の水位の低下によって、源流部は涸れていることがわかった。

 

養斉川源流

 

 養斉川下流部の水は都市排水によるもので、全体が復活するのは木幡池の増水時のみなのだろう。

 大島のすぐ南にあるのが雲雀島だ。

 今でも、緑地に名前が残っている。

 

ひばり島緑地

 

 雲雀島は宇治川と五ヶ庄の水田に囲まれた場所だが、この水田は木幡池のように元々は宇治川の三日月湖だったと思われ.る。

 

五ヶ庄の湿田

 

 この水田からは木幡池へと流れ込む水路(弥陀次郎川と立体交差する水路)と直接宇治川に合流する水路が流れ出している。

 

木幡池への水路

 

宇治川への水路

 

 因みに、陸上自衛隊宇治駐屯地に隣接している。


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