Ama Ata Aidoo (1942.3.23~2023.5.31)
宮本正興著:『ウンム・クルスムの昔話(5)―遺稿編』
小野田風子著:『不透明の彼方の作家 ケジラハビ』
(スワヒリ語文学界の挑発者 :大阪大学出版会
社会との距離の近さは、ときに表現者を抑圧的な状況に押し込めることもある。しかし、ケジラハビは、作中に「不透明性」をしのばせることで、抑圧下でも創造性を失わず、独自の表現を獲得したのである。