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たつのこ スキー合宿

 ユウは雪が好きです。小学校1年の時に、それではと言うことで、たつのこおもちゃライブラリーから六甲山人工スキー場行きました。それ以後、1年1度、スキー好きが集まり、またスキーやバスの運転のうまい方達の積極的な応援をうけて、有志のスキー合宿が続いています。今年の合宿は、信州の白樺湖の近くのエコーバレーというスキー場でした。


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 ずっとソリとプラスチックのスキーで滑る状態が続いていましたが、超初心者の母親の手におえなくなり、3年前から父親の私も参加するようになりました。

 その3年前、ユウがリフトに乗りたがり、ものは試しと初級中級用のリフトに乗せました。プルークも教えられなかったので、斜滑降でゲレンデの端まで行き、こけてやっと止まります。しかし、斜面の勾配に直角に立つことが理解できず、ズルズル滑って立ち上がず、右足・左足が知恵の輪状態になりました。20〜30回ぐらい転び、怖じ気が付き、もう無理なので、ユウを前に抱えて、プルークで降りました。

 次の年も同じスキー場に行きました。前年に懲りて、まさかリフトに乗りたいと言わないだろうと思っていました。しかし、そのまさかでした。それで、リフトに乗っている間に、「ハの字」と言ってスキーをハの字にする練習を、2〜3回しました。リフトを降りてからは、ただ「ハの字」の連呼です。ユウも、これで少しコツを掴んだのか、帰る前には途中1度ころんだだけで、上から降りてこられるようになりました。まだ、直滑降だけで回転などはできませんが、うれしそうに滑っていました。

 次のシーズン、京都新聞社社会福祉事業団の主催のフレンドスキーキャンプも当たり、たつのこの合宿の時には、プルーク・ボーゲンも大分うまくなっていました。言葉で教えることは、うまくはできませんので、体験を通して、自分で覚えていった技術です。

 今年の合宿では、うまくなったもので、1日半の間に、こけたのは5度、そのうち3度は、先導していた私が転ぶのを見て、わざと転ぶ、ユウの自閉症らしさが出たものです。後、ユウらしいのは、今回もリフトに乗る回数にこだわり、初日に乗った回数だけ乗った後は、リフトを変え、しかも遇数回だけ乗ったことでした。




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