たつのこスキー合宿98.3


 ユウ(15才)が雪好きだということで始まった、おもちゃライブラリーのスキー合宿、年を重ねて9回目になりました。昨年に引き続き、バスの運転のプロで、スキーもうまい、ボランティアの方達の支援をうけ、信州の白樺湖の近くのエコーバレーというスキー場へ行きました。




  

  

  

  

  

  

  

  

  

  

  

  

  

  

  


 下のゲレンデで足慣らしをすませ、リフトの1、2、3番を乗り継ぎ中腹へ。そこから少し滑り降りた所で、上中級者用の頂上付近までいく4番リフトに。リフトを降り、係りのおじいさんに、「どのコースが、一番緩いですか?」と尋ねても、「さぁ・・」といわれたきり返事なし。見れば、急斜面。覚悟を決め、ユウを滑らせました。

 滑らせてみると、プルーク(ハの字)で、すいすい降りていきます。昨年まで、こちらが無理だと思って、上のリフトには乗せませんでしたが、自分で覚えた自然体のプルークで、コブも苦もなく滑り降ります。

 そして、一気に下までおり5番リフト。横に連絡する通路を使い、6番で稜線へ、少し下って、7番で再び稜線へ。そこからまた一気に下までおり一番下のゲレンデの8番リフト。普通は、リフト番号の順に滑れことさえ気がつかないとおもいますが、スキー場の地図が頭に入っていたので、4番以降は流れでリフトの番号通り滑ったようです。

 その後は、ユウは、急斜面でも、鼻歌もどきの常套句、「プニャ〜ン、 プニャ〜ン」を、叫びながらリラックス。こちらも、雄大な景色を味わう余裕ができました。夕方、リフトの終了の時間、5番に乗りかけて止められ、少しかんしゃくをおこしたりもしましたが、結局、一日半でそのスキー場のリフトを、1番から8番まで4周、山頂付近からノンストップで下まで、計8回滑り降りました。


 過去のスキー歴

92年まで、ソリとプラスチックのこども用のスキーで歩く状態が続いていました。

93年 ユウがリフトに乗りたがり、唯一できる斜滑降でゲレンデの端まで行き、転けてやっと止まります。斜面の勾配に直角に立つことが理解できず、ズルズル滑って立ち上がれず、足が知恵の輪状態。20〜30回転び、無理なので、前に抱えて降ろしました。

94年 リフトに乗っている間に、「ハの字」と言ってスキーをハの字にする練習。リフトを降りてから、ただ「ハの字」の連呼。これで少しコツを掴んだのか、回転などはできませんが、直滑降だけで、上から降りてこられるようになりました。

95年 前年、年末に京都新聞社会福祉事業団の主催のフレンドスキーキャンプに当たり、合宿の時には、プルーク・ボーゲンも、大分うまくなっていました。

96年 フレンドスキーと合宿

97年 合宿の1日半の間に、転けたのは5度、そのうち3度は、先導していた私が転ぶのを見てわざとでした。リフトに乗る回数にこだわり、初日の回数だけ乗った後は、リフトを変え、偶数回だけ乗りました。


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