- 機能性便秘
- 一過性単純便秘(急性)
- 習慣性便秘(慢性)
- 弛緩性便秘
- 大腸の緊張、運動が弱いため便が出にくい
- けいれん性便秘
- 大腸の緊張が強すぎて便の進行が悪い
- 器質性便秘
- 大腸の通過障害(後天性)
- 大腸の形態異常(先天性)
どのタイプの便秘なのかまずはっきりさせることが肝腎です。場合によっては病院で相談されると良いでしょう。
ここでは、悩んでいる方の多い習慣性便秘について、どうすればよいかについて考えてみましょう。
- 食物繊維をたっぷりとりましょう。
- 食物繊維は腸のぜん動を促し、便のかさを増し排便を滑らかにします。一日に摂取したい量は白菜2株分ともいわれます。豆、きのこ、海藻、穀類などに多く含まれている食物繊維を上手に組み合わせましょう。簡単にすませたいという方は、食物繊維を含む健康食品などで代用しましょう。
- トイレに行く習慣をつけること。
- 慢性便秘の多くは、”出勤前、登校前は忙しいから”とか”仕事や育児におわれるから”などの理由で便意を我慢しているうちに、いつの間にか便秘を我慢しているうちに、いつの間にか便秘に陥ってしまうというパターンです。こうした悪習を改め、いったん感じた便意は、大切にしましょう。そしてたとえ便意はなくとも、朝食後にはトイレに行く習慣をつけましょう。
- 生活を規則正しくし、ウオーキングなどの運動をしましょう。
- 温かいタオルなどで腹部を温めてあげるのも良いでしょう。