第4回 市民公開講演会場から受けた質問とその回答
質問① 「12時間の手術を受けた孫にどのように接すればよいですか」
回答① 長時間の手術をよく乗り越えらましたね。医療の進歩で、近年は長時間手術でも安全な麻酔ができるようになっています。お孫さんに「よく頑張ったね」と、褒めてあげることが安心につながります。
質問② 「今後、手術を受ける予定ですが、入院に際して用意しておくと便利な物があれば教えてください。」
回答② 入院となると、何かと心配がおありでしょう。脱ぎ着をさせやすい寝間着を多めに、またお子さんが寝る時などそばに置くタオルがあれば療養の助けになります。慣れた哺乳瓶やコップなど、お気に入りの食器があれば看護師さんに相談されると良いでしょう。また、鎖肛の術後で新しい肛門から排便が始まった後に起こる皮膚炎には、100均の霧吹き(スプレーボトル)にぬるま湯を入れて肛門周囲を洗い流すと、拭く刺激を軽くできます。