尾翼の形状・大きさは、機体の性能を引き出すように頻繁に変更します。
●SAL機の尾翼
発航の方法から、基本的には、クロス尾翼です。強度確保の工夫をご覧ください。
・SAL機の尾翼滑らかな形状で抵抗が小さく、台座取付けをして、効率的で繊細なエレベータが効きます。
ラダー後部とエレベータ後部のエッジを尖らせています。小さい舵角量で繊細な舵が効きます。
●垂直尾翼
・通常尾翼抵抗を減らし、軽量化を図り、発航時の衝撃に対する強度で作ります。
・下尾翼主翼の後流から垂直尾翼がズレ、効率は上り、小さくできます。必ずハンドキャッチできるとは限りません。着陸時の衝撃に対する補強を忘れずに。
・T尾翼水平尾翼の効率は上り、小さくできますが、発航時の抵抗と垂直尾翼部の強度を上げる必要があり、重量的には不利です。
・クロス尾翼1垂直尾翼と水平尾翼位置がずれているため、「クロス尾翼2、3」と比べると、抵抗は減ります。
・クロス尾翼2トラス組みにして軽量化された尾翼です。
・クロス尾翼3ラダー後部のエッジを尖らせています。繊細な舵が効きます。
●水平尾翼
・楕円型尾翼1抵抗が小さく、効率的で繊細なエレベータが効きます。
・三日月型尾翼
抵抗が小さく、効率的で楕円型尾翼よりもより繊細なエレベータが効きます。ラダー後部とエレベータ後部のエッジを尖らせています。小さい舵角量で繊細な舵が効きます。