| Etienne DAHO |
ほーんと、心配したんだから。鼻血垂らしてあのまんま原始の森で野晒しになってんじゃないかって。しかし出来上がってみればいつも通りの名作。なんて、簡単に書いてますが、そうそう名作ばかりいつもひねりだすためには、魂を雑巾みたいに搾りまくってるに違いないんですよね・・・。感謝。[はじまりには]と題した一曲目はシングルカットにもなってますが、ドラムンベースの逸品。でもはっきりいって、特に「ここに、ダ王生まれ変わる!」という感じはしないのです。ダ王は、その時の旬のテイストを、がっしり取り入れながら、自身のポップを彩ってゆく人だから。じゃ、どこが名作かっていうと、単純明快、良い曲だから。ビタミン剤じゃなくて、肉や野菜から摂取する栄養素みたいな、本物の旨味しさ。
ドラムンベースの他にもいろいろやってるんですよ。サンプルループにボサノヴァのっけて、アストラット・ジルベルト(本物だよ)まで引っぱりだして来て堂々と共演したり。アカペラで"小粋な奥様キラー"な世界だってあるし。旧くからの信頼のおけるお友達(か、もしくは舎弟)Arnold TURBOUST君との仕事じゃあ典型的ダ王ブランドもので押さえてるし。
90年代の今の私としては、この上なく、満足してるんです。も、言うことナシ。多分他の、このCDを手にした人は誰でもそう感じるに違いないと確信してます。だから・・・パソコンの画面上でこーゆー言葉だと投げ遣りな態度に映るかも知れませんが、これ以上なんも言いません。買って聴いて。
あ、そそ!!!ひとつだけ。CD+なんです。10才のダ王がとある島で「快楽」をみつけながら成長してゆくというゲームが入ってます。Win95用なので私はまだ見てません。しくしく。Windows機買おうかな・・・・
●30 Novembre 1996
ダ王のおちゃめな復活。
神話の登場人物に紛したダ王がSarahの腕の中で血まみれで鼻血垂らしてる、Pierre et Gillesの"極彩色の悪夢"なジャケットがたまらなく美しく、5曲入りというコンパクトさといい、曲の勢い、音の詰まり加減、とどこもかしこも完璧。宝石箱のようなCDです。イギリスのSt. Etienneとのコラボレーションということで、このユニット名。ふざけてます。ちなみにSt. Etienneはフランス最強のサッカーチーム(今はどうか知らん)から名前をとったらしい。でもって、これはそういう名前の都市がフランスにあるわけなんです。で、別のページでも書いてますが、Etienneっつーのは男性の聖人の名前で、これを名前に持つ男の子がフランスにはちらほら、いるわけです。でもってこの聖エティエンヌの奉られてる日ってのが、12月26日で、私のお誕生日だったりして。へへ。閑話休題。
すごーくかっこいいんです、これが!!ちょいダークな、しかもガシガシに踊れて、メロディもダ王節が利いてて、アングロサクソンなSarahのコーラスも妖しくクールな雰囲気。はやりもん、な割に耐用年数、かなり長いと思うな。 ●30 Novembre 1996
これは、何を隠そう私の90年代ベスト5、それも上位に入れてるアルバムです。
初めてダオが舎妹Edith FAMBUENA(Les Valentinsというバンドを率いているG. & Vo.で、腰の座った女性ミュージシャンとして実に稀有な存在…本人はボーイッシュだけど)に手ほどきを受けたエレキで作曲したという、全曲シングルカットに耐えうる、チョー名曲揃い。ギリギリの緊張感が寸分の隙もなく詰め込まれていて、そのくせとんでもなくキャッチー。音の質感だけとってみれば、ややトゥーマッチなんだけれど、なにせメロディが極上なもんで、ただただ「完璧なポップ」な訳です。こんなアルバムほんとに、奇跡だと思う。
ジャケット同様モノクロで、男気溢れる世界です。
オマケ:NY録音なもんで、本田ゆかがコソっとキーボードで参加してる。へー。(←ジェラシー)
● 1er Mars 1998
新境地を開いた物憂いスローナンバーDes heures hindouesが収録されたロンドン録音のアルバム。ジャケがいまいちプリチーじゃないもんだから、白状するに、印象薄い一枚です。個人的にはこの辺りはもう相当フレンチ離れも甚だしい時期だったし。いや、でもダオ本人はもうー、まっ盛りな時期なんです。だから聴いてね。ここでは不出のジンガイ元パンク野郎今吟遊詩人Theo HAKOLAがこそっと参加してたりする。 ● 1er Mars 1998
これね、持ってるのアナログだけなもんで、聴くのメンドイの。ごめんなさいね。でもなんせ、「サトリ」。ダオ禅師(向風三郎氏)の作品の中でも最重要アルバムです。マストだっちゅーことに異論を挟む余地ナシ!
● 1er Mars 1998
もー、エイティーズの権現様ダオここにあり。もう何者も彼を止めることは出来ないっ!てな勢い全開。
"我が友"もしくは舎弟のArnold TURBOUSTも全面参加してダオ・サウンドが確立された当アルバムは、1曲目がとりあえず、ヒデキで言えばヤングマンというか(最悪の例えやなー)、ダオを代表するメガ・ヒット曲で、終盤でダチのLIOが友情出演してたり、とにかくキラキラしてます。
とどめはダオの永遠の憧れの女性、アルディーの曲をカバーしてます。これまた味付けあっさりめで、何食わぬ顔してるところなんざ、ちょっと可愛いぢやぁあーりませんか。嬉しいくせにっ!
ジャケットはPierre et Gillesの正統派大人し目ヴァージョンで、鳥さんを肩に乗せ、小首をかしげたボーダーシャツのダ王、27才の春…
● 1er Mars 1998
ダオのデビュー作。今聴くと、とってもカッコつけてちゃってる青いダオには「嗚々、ニウ・ウエーヴ…」(そりゃあ81年だから当然さね)と溜息が出る、一種のダサさがそこはかとなく漂っています。
音に関してゆえば、ピコピコが嬉しくてしょうがない(あたしだって、そうだったもんっ)面もあるけど、アティテュードとしてむっちゃクール。やっぱ、王子様だね。
● 1er Mars 1998
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