% creatdb データベース名
データベース名で指定したデータベースを作成する。データベースは複数 のリレーションを含む事が出来る。
% sysmod データベース名
データベースのシステムリレーションを最適化する。このコマンドはデー タベースの初期作成時に実行する。又それ以降、アクセス効率を保つ為に定 期的に実行する事が望ましい。
/* start of definition */ create リレーション名 ( 項目名1 = フォーマット, 項目名2 = フォーマット, . . . 項目名n = フォーマット ) \g \q /* end of definition */ フォーマット指定は以下のとうり i1 1バイト長整数 i2 2バイト長整数 i4 4バイト長整数 f4 4バイト長実数 f8 8バイト長実数 c1,c2,..,c255 1,2..,255バイト長文字列
% ingres データベース名 <定義ファイル 注1) 1タプルの最大項目数は49個。 注2) 1タプルの最大長は498バイト。 注3) 項目名称の最大長は13バイト。
項目1の内容,項目2の内容,...,項目nの内容 . . . 項目1の内容,項目2の内容,...,項目nの内容 注1)区切り文字は "," 以外も使用可能(後述)
/* start of data load command */ copy リレーション名 ( 項目名1 = "フォーマット", 項目名2 = "フォーマット", . . . 項目名n = "フォーマット", ) from "入力データファイル名" \g \q /* end of data load command */ フォーマット指定は以下のとうり i1x 1バイト長整数 i2x 2バイト長整数 i4x 4バイト長整数 f4x 4バイト長実数 f8x 8バイト長実数 c0x 可変長文字列 c1x,c2x,..,c255x 1,2..,255バイト長文字列 x は区切り文字指定。省略時は、コンマ、タブ、改行 が区切り文字と なる、又フォーマットを`"'で囲む必要はない。 注1) 通常は item = c0 で良い。
特徴:特定のキー項目を持たない。 タプルの重複を許す。 大量データではアクセス効率が落ちる。 設定(quel):modify リレーション名 to heap \g
特徴:特定のキー項目を持つ。 キー項目について、タプルの重複を許さない。 大量データでもダイレクトアクセス効率が低下しにくい。 キー順アクセスは出来ない。 設定(quel):modify リレーショナル名 to hash on キー項目名 \g
特徴:特定のキー項目を持つ。 タプルの重複を許さない。 大量データでもheap構造に比べてダイレクトアクセス効率が 低下しにくい。 キー順アクセスが可能。 設定(quel):modify リレーショナル名 to isam on キー項目名 \g
index on リレーション名 is 2次キーリレーション名 (キー項目名) \g
% restore データベース名
save リレーション名 until mm dd yyyy \g 注1) mm 月 dd 日 yyyy 年 注2) デフォルトの(create時の)満期日は7日後に設定される 注3) 最大満期日 : 12 31 2035
% purge -f データベース名 注1) -f:指定時は 満期日リレーションの削除 未指定時は テンポラリリレーション削除
リレーションの退避/復旧の為のバッチファイルを作成する。
データベースを削除する。
equelソースをC言語ソースに変換する。
データベースに関する定義情報を表示する。
Ingresモニターの起動。
リレーションデータの表示。
/etc/passwd から ~ingres/files/users を初期作成する。 ~ingres/doc/files/users.doc 参照。