更新:2012/01/05
「21世紀になったことだし、今までとはちょっと違う発想で年賀状を作れないか」と考え、2001年の年賀状から始めてみました。
自分に課した制約条件は、(1)自分で絵を描く、(2)ただし、干支の動物は描かない、です。
Wacomの小さなタブレットとMicrosoftのペイントブラシで描きました。
どうぞご笑覧ください。
PDFファイル
この年賀状を受け取った人の中に正解がわからない人がいたみたいなので答えを書いておきます(笑)。
おむすびころりん、ねずみのよめいり、まちのねずみといなかのねずみ、ねずみのすもう
私が考えた方法は右図のとおりです。 これなら曲がれなくても出発点に戻って来ますね! |
でも、海上をいかに走らせるかが次の課題です…。 |
画像の後に書いたコメント:
日本の犬そりレースは、1頭引きだと200m、2頭引きだと1km、4頭引きだと8km、6頭引きだと12km、8頭引きだと16kmだそうです。
したがって、X頭引きなら概ね1.245X+0.104X^2kmだけ全力疾走可能となります。
ということは120頭引きなら本州の端から端までを走り抜けることが可能ということです。今年は何頭集まりましたか?
あなたの色は青です。 |
あなたの色は緑です。 |
あなたの色は赤です。 |
《出鱈目性格診断》 あなたは 以下の文章において あなたの色の文字で 書かれていることが 好きな人です |
画像の後に書いたコメント:
去年は奈良大学から関西大学への異動に伴い、多くの方々にお世話になり、あるいはご迷惑をおかけしました。お礼とお詫びを申し上げます。
今年は自分のペースを取り戻し、もっと自由に研究したいと思っています。
我が家は、家族一同元気です。息子は、無事3歳になりました。よく遊び、よくしゃべり、よく本を読み、食べることが好きな子どもになりました。
画像の前後に書いたコメント:
あなたの家に集まった猿を戦わせてみてください
あなたの猿が勝ったらこの山々はあなたのものになるかもしれません
あとはその猿を手なずけるだけ…
注)「干支の動物は描かない」という制約条件を失念して、猿を描いてしまいました。年々着実に老化してきています…。
画像の前後に書いたコメント:
今年のお正月は羊がたくさん集まったことでしょう!
羊毛刈り鋏、糸車、編棒をご用意しましたので、
寒い冬に備えて毛絲のセーターを編んでください!
注)今年、元同僚の八ッ塚一郎先生(熊本大学)から頂戴した年賀状は、上半分が空白になっており、「雪の中を跳ね回る真っ白な羊で す」というコメントが書いてありました。はっきり言って「負けた…」と思いました(って、勝負なのか?)。来年はもっと頑張ろうと固く誓った正月でした (って、やっぱりアホですね…)。
注)「牧場」の看板のスペースに相手の苗字を手書きしました(笑)。
画像の前後に書いたコメント:
今年のお正月は馬がたくさん集まったことでしょう!
牧場をご用意しましたので、
馬を全部集めて、大牧場主の気分を味わってください!
注)来年(未年)もこのまま使えますが(笑)、それではつまらないので、また一ひねりしてみようと考えています。
と言うか、実はすでに1つ考えつきました。来年正月を乞うご期待!
うーん、こんなこと考えているあいだに論文を書くべきか(笑)。
画像の前後に書いたコメント:
今年のお正月はヘビがたくさん集まってお困りでしょう。
笛と壷をご用意しましたので、
東京コミックショーのショパン猪狩になりきってヘビをつかまえてください。
レッド・スネーク カモーン! イエロー・スネーク カモーン!
注)「レッド・スネーク カモーン!」と言っていた芸人をなぜかゼンジー北京だと誤認し、実際に送付した年賀状には「ゼンジー北京に
なったつもりで…」と書いてしまいました。本当は、東京コミックショーのショパン猪狩でした。ということで、ここでは訂正後のコメントを掲載します。ショ
パン猪狩さん、ゼンジー北京さん、ごめんなさい!
しかし、年賀状を受け取った人からは、何も指摘を受けませんでした。誰も間違いに気付かなかったのだろうか?
いちいちそんなことで連絡してこないか…。