文庫版「今度こそ本気で英語をモノにしたい人の最短学習法」

        祥伝社 黄金文庫
今度こそ本気で英語をモノにしたい人の最短学習法
    ― 通訳ガイドの実戦アドバイス ―

著者:志緒野マリ

出版社:祥伝社
ISBN:4396314175
サイズ:文庫/229p
発行年月:2006年10月
価格:570円 (税込)

 インターネット書店のAmazon.co.jp楽天ブックス紀伊國屋書店などで注文できます。


 この七年間、某短大で、通訳や旅行関連の英語を教えてきました。たった七年の間に変化を感じたことは、学生の発音がよくなり、リスニング力が伸びたことでしだ。
 ところが、なぜか、文章読解力が落ちているんです。関係代名詞の節などが、文の構造を複雑にすると、もうお手上げのようで、文法構造におかまいなしに、頭から順に単語を訳して、文をつなげてしまう人も多く、原文の意味から、かけ離れた訳をしても平気みたいなんですね。
 TOEICの点数が、右肩上がりなのには驚きます。二年前ぐらいから、短大二年で、550から650、なかには700点を超える人もいます。
 ところが、TOEIC550点を超えるレベルの人でも、少し複雑な文になると、正しく読み解けない、という事実に気がつきました。ひどい場合は、私が、訂正しても、違いが見えないらしく、きょとんとした表情を見せたりします。
 そうなんですね。外国人講師と、直接英語をやり取りする授業では、和訳しないから、自分が口にした英語が、本当に言いたい内容になっているのかを、チェックできないんです。だから、なんとなくしゃべれるけど、言いたい日本語と本当に合っているのか、微妙にずれているかが分からないまま、自己満足的な「会話」をしているのだと思います。
 そういう人の場合、TOEICの点は、勘で取れたとしても、英検などの、難易度の高い長文問題は解けないことになります。うわっつらの会話ができても、きちんとした読み書きができないと、そんな英語、実社会では、何の訳にもたたないのにな、と思ってしまいます。
 −−−といったような、私の言語習得にまつわる考え方をまとめた単行本が、コンパクトな文庫になりました。この値段なら、手軽に読んでもらえます。今の英会話ブームが、本当にいいのかどうか、英語というものを、もう一度、見直してみませんか。
 亜紀書房から出た単行本を、すでに読んだ、という方は、加筆した「長いあとがき」だけ、立ち読みしてください。最近つくづく思うことを、心をこめて、まとめあげました。


Mail to:mariposa@mbox.kyoto-inet.or.jp


ホームプロフィール旅が仕事旅行記リンク