Linux on ThinkPad 535

　ついに、Xfree86の新バージョンのXサーバー(3.1.2G)が公開されました。これをつかえば、以下のようにすることで、以前の様にカーネルソースを変更することなく、簡単にLCDで800x600の解像度が得られます。もちろん、コンソールもつかえます。（3.1.2Gにサーバーがバージョンアップしました。前バージョンはバグがあるそうです。）

暫定版です。急いで用意したのでまだまだ内容は不十分ですがご勘弁下さい。

とりあえず、Xwindow system上でLCD 800x600を実現する方法を示します。

XFree86 の 3.1.2FのSVGAサーバーを入手
国内ミラーサイトftp.iij.ad.jp

XF86Config を設定する
　

追加するオプションは、Section "Device"の部分です。

#XF86Configの一部
Section "Device"
   Identifier      "tgui9320lcd"
   VendorName      "Trident"
   BoardName       "ThinkPad"
   Chipset         "tgui9320lcd"                  #忘れないように       
   Option          "fast_dram"
   Option          "tgui_pci_read_on"
   Option          "tgui_pci_write_off"           #これがポイント
   ClockChip       "tgui"                         #忘れないように            
   VideoRam        1024
EndSection


Section "Screen"
   Driver          "SVGA"
   Device          "tgui9320lcd"
   Monitor         "ThinkPad535"
   BlankTime       0
   SuspendTime     15
   OffTime         30
   SubSection "Display"
      Depth        8
      Modes        "800x600" "640x480"
      Virtual       1024 768
      ViewPort     0 0
   EndSubSection
EndSection

（サンプルXF86Config）

3.1.2Gから追加された312fset.tgzパッケージをインストールするとXF86Configの設定が、より簡単に設定出来るようになります。キーボード関係マウス関係など細かく設定できるので一度つかってみることをおすすめします。

一つ上に